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France Today今日のフランス

2018.11.08

マクロン大統領の「ペタン元帥復権」発言が物議に

マクロン大統領は7日、訪問先のシャルルビル・メジエール市(アルデンヌ県)で、第1次世界大戦でフランス軍を率いたフィリップ・ペタンについて、第1次大戦においては偉大な兵士だったと言明、第1次大戦の功労者として追悼するのに値するとの考えを示した。ペタンはその後、第2次大戦中に首相としてドイツ協力内閣を率いた人物であり、大統領の発言には野党勢力を中心に批判の声が相次いでいる。
今年は第1次大戦終戦の百周年に当たる。11日の終戦記念日までの1週間、大統領は激戦地となったフランス東部及び北部を歴訪し、大戦関連のモニュメントなどを訪問している。今回の発言は訪問先でなされた。大統領は、10日にパリのアンバリッドで、第1次大戦の元帥らに捧げる軍事儀式が行われることに関連して、その後の第2次大戦で誤った選択をしたとはいえ、第1次大戦の功労者としてのペタン元帥に感謝の念をささげることは正当だと言明した。この発言には各方面から批判の声が相次いだため、グリボー政府報道官は7日夜の時点で、10日の儀式にはペタン元帥は対象に含まれないと発表。大統領の発言については、国として儀礼の対象とすることを意味したわけではなく、歴史的な事実を表明したものに過ぎないとして、大統領の発言を修正した。

KSM