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France Today今日のフランス

2019.01.10

税制改革の影響で寄付が大幅減

マクロン政権が決めた一連の税制改革により、慈善団体等への寄付が大幅に減少している。
政府はまず、連帯富裕税(ISF)を廃止し、代わりに不動産資産を対象とした新税IFIを導入したが、これにより、課税世帯数は35万から15万へ減少した。ISF(IFIも)には、寄付額の75%相当額を、納税額から5万ユーロを限度として控除できるという制度が適用されるが、課税世帯数が減ったことで、この制度を利用して寄付をする人も減った。これだけで、寄付額は1億5000万ユーロ相当減った計算になるという。
91の慈善団体が加わるフランス・ジェネロジテでは、通常は年間29億ユーロの寄付が得られるが、現在はこれに2億ユーロの欠損が生じていると報告している。特に、医療分野(研究など)への寄付の減少が目立つという。また、年金受給者への課税強化(CSG増税等)の影響も大きい。寄付をする人の60%は60才超が占めており、この層の収入減は寄付の減少に直結する。

KSM