フランス情報、パリを中心とした情報メディア「パリエトワ」 フランスと日本をつなぎます

8月24日 1€=118.04円晴れ18℃ / 11℃

登録のお問合わせ

Paris Yoga Circle

パリヨガサークル

Yoga columnヨガコラム

2019.08.07

ヨーガのポーズ 第二回 ウルドヴァバダングリアーサナ

ヨーガのポーズ 第二回 ウルドヴァバダングリアーサナ
 
ナマステ!
 
連載がお休みしてしまい、大変申し訳ありませんでした。6月終わりより一ヶ月以上ヨガの集中講座に参加していたのですが、山中、そしてアクセスがままならぬ国でしたので、どうぞお許しくださいませ。

しかし皆さんはまだバカンス真っ只中かもしれませんねlaugh

アーサナのご紹介、第二回目の今日は、ウルドヴァバダングリアーサナ(Urdhva baddhanguliyasana)です。

ヨガペディア(yogapedia.com)の定義では、ウルドヴァUrdhvaは『upward, up、上向き』という意味。この単語を持つポーズは実にたくさんあります。最も馴染みがあるところでは太陽礼拝の始まりに行うウルドヴァ・ハスターサナ(Urdhva Baddha Hastasana,上向きの礼拝のポーズ)、そして初級者向けのポーズに分類されるウルドヴァ・プラサリータ・パダーサナ(Urdhva Prasarita Padasana,上向きの足を伸長するポーズ)、中級者向けのポーズに分類されるウルドヴァ・ムカ・シュヴァナアーサナ(Urdhva Mukha Svanasana,上向きの犬のポーズ)、上級者向けのポーズに分類されるウルドヴァ・プラサリータ・エカ・パダーサナ(Urdhva Prasarita Eka Padasana,立位の前後開脚のポーズ)、ウルドヴァ・ダヌラアーサナ(Urdhva Dhanurasana,上向きの弓のポーズ)などです。

本日のお題、ウルドヴァバダングリアーサナ(Urdhva baddhanguliyasana)では手、肩まわりの基本的な動きを学ぶことができ、ウルドヴァがつくポーズはもちろんのこと、全てのヨガのポーズに役立つと言っても過言ではありません。初心者から上級者まで幅広く活用できるこのポーズは肩こり解消や姿勢矯正にも役立ちます(私たちアイアンガーヨガの練習では練習開始前に体を開くために頻繁に行うので、日本語のグーグル検索で出てこないのがとても不思議です)。そしてヨガマットなしでもできますよ!

Baddhaは『bound, bounding、結ぶ、縛る』、Anguli=『fingers、指』、すなわちUrdhva baddhanguliyasanaは『Mountain Pose with fingers interlocked』(手を組んだ山のポーズ)ということになります(BKSアイアンガー The Path to Holistic Health : the DefinitiveStep-by-StepGuide、日本語訳ビンダハニ純子『アイアンガーヨガ完全マニュアル』、医道の日本社(2016))。前回のTadasana(山のポーズ)の仲間です。



<ポーズの入り方>
  1. ターダアサナで立つ(第一回コラム参照
  2. 手のひらを自分に向けて手を組んだ後、親指を自分の方に倒して手のひらを外向きにひっくり返す。手は自分から引き離し、ひじ、腕をまっすぐ伸ばす。
  3. ひじ、腕がまっすぐなままの状態で、手を上(天井方向)に上げていく。
  4. 前を見つめ、30秒くらいそのままで。
  5. 手を離して、両サイドから下げていく。ターダアサナに戻る。
  6. 手の組みを逆方向にして2から5を繰り返す。
 
<アクションポイント>
  1. 手のひらを自分に向けて手を組んだ後、親指を自分の方に倒して手のひらを外向きにひっくり返す。手は自分から引き離し、ひじ、腕をまっすぐ伸ばす。
  • 手は指の付け根からしっかり組む。
  • 指は柔らかく、手を緊張させない。
  • 手をひっくり返し、腕を伸ばす時、肩と首の間を縮めない、また肩を上げない。
上記が難しい方
  • 指の付け根で手が組めない→指を手から引き離そうとしてみてください(指の根元から指先の方へエネルギーを引っ張ってみる)
  • 手や指先が力んでいる、または縮こまっている→力を抜き、手の指一本一本の間の幅を広げてみてください。
  • 手を外向きにひっくり返すと肩が痛い→手を組まず、手のひらが向き合う形で手を平行にしてください(両手首の内側がシンメトリック、対極的に向き合う位置)。手は裏返しません。その後肩の外側を自分の後ろ側に引っ張って、内側を自分の前側に押してみてください。
  1. ひじ、腕がまっすぐなままの状態で、手を上(天井方向)に上げていく。
  • 指の根元同士をしっかり押し合う。
  • 肩を持ち上げない(肩後ろ側の筋肉、僧帽筋はぐいぐい下に下げる)。
  • 両肩をシンメトリック、対極的に(特に肩の外側を意識)。片方の肩が上がり、もう片方が下がることがないように。
  • 手が上に引っ張られる力を使い、体の両サイドを均等に伸ばしましょう。
上記が難しい方
  • 指の根元が離れる→手を持ち上げる高さを下げて、手を胸が閉じない位置で止めてください。
  • 手をまっすぐにすることができない→手を組まず、手のひらが向き合う形で手を平行にしてください(両手首の内側がシンメトリック、対極的に向き合う位置)。手は裏返しません。その後肩の外側を自分の後ろ側に引っ張って、内側を自分の前側に押してみてください。
  • 肩を持ち上げない(肩後ろ側の筋肉、僧帽筋はぐいぐい下に下げる)→指の根元は組んだ状態のまま、ひじを曲げ、手の甲を頭の上に乗せてください。
  • 手が上に引っ張られる力を使い、体の両サイドを均等に伸ばしましょう→座った状態で行ってください。
 
  1. 前を見つめ、30秒くらいそのままで。
  • 目を緊張させない。目は前から後ろ側を見つめるか、または頭の後ろ側に目が付いていると思い、そこから前を見つめる。
  • 呼吸は静かに行う。
上記が難しい方
  • 目を緊張させない→目を軽く閉じる。
  • 呼吸は静かに行う→呼吸のペースをよりゆっくりさせる。自分の呼吸(特に吐く息)に意識を集中させる。

 ''Each asana has a beautiful shape, grace, and elegance that bestows power and makes the practitioner as strong as a diamond and at the same time as soft as a flower''. B.K.S.Iyengar (ヨガのポーズはそれぞれ美しい形、美点、優雅さがあり、それがパワーを与えてくれる。それを練習すれば人はダイアモンドのように力強く、そして花のように優しくなれる:日訳補足)

''Regular practise of yoga can help you face the turmoil of life with steadiness and stability'' B.K.S.Iyengar(ヨガの規則正しい修練は落ち着きと揺るぎなさをもたらし、人生の嵐に立ち向かう支えとなる)(Nivedita Joshi, GURUJI UWACH : New Delhi, Rupa, 2004,日本語訳柳生直子『アイアンガー108の言葉』、白揚社(2013))

最後まで読んでいただき、どうも有難うございました。忙しい毎日が始まりますが、時間を見て是非ウルドヴァバダングリアーサナ(Urdhva baddhanguliyasana)試してみてください。初めは肩や腕の痛みを感じるかもしれませんが、何度かするうちに筋肉がほぐれて、すっきりするのではないでしょうか。
パリヨガサークルでは9月9日から16区のスタジオ(MEDIZEN YOGA, RER Boulainvillier, または地下鉄9号線La Muette及び地下鉄6号線 Passy徒歩圏)でクラスを増設します(週末、夜のクラス有)。初心者の方、また老若男女を問わずお気軽にお越しくださいwinkOMシャンティ

COMMENTコメント

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してPARIS&TOI|フランス、パリを中心とした情報サイトパリエトワは一切の責任を負いません
TEL:06 25 62 12 58
  • 2019年08月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

CATEGORY記事カテゴリ

NEW新着記事