フランスのゴルフ場は、日本のようなキャディさんは基本的にはいません。プレーは18 ホールスルー、9 ホールでもやめられます。ゴルフ場によっては、日が長い夏や空いている時期などには、1 ハーフまたは2ラウンドできるところもあります。スコアカードはすべてメートル表示。残り135 メートルと90 メートル地点に表示があります(ゴルフ場によります)。ラウンドは手引きカートが主で(レンタル可)、電動カートも勿論セルフサービスです。電動カートを使いたい場合は事前に予約したほうがよいでしょう。ランチはプレーの前後にとるか、またはサンドイッチなど購入可、お弁当持参もOK です。ホールの途中の喫茶店などはないので、飲み物は全て持参するか、バーで買います。
予約は電話またはインターネットででき、ラウンドの予約は1 人からでもOK ですが、込み合っているときは、知らない人と一緒に回る場合もあります。その際にはボール探しも一緒にすることになります。夏は日が暮れる22 時くらいまでプレーできますが、クラブハウスは定時で閉まるためプレー終了後は化粧室、ロッカーは使えないので注意が必要です。また化粧室がホールの途中にあるゴルフ場はまれなので、必ずスタート前に用を足しておくことも大事です。レンタルクラブはだいたいのクラブで揃えていますが、上質のクラブはほとんどないと思っていいでしょう。レンタルシューズはほとんどのところで扱っていません。ですので、靴と手袋は必須。帽子やティーなどの小物はショップで買えますが、品数が限られているところも。
基本的にロッカーはメンバーオンリーのところが多いので、ゴルフをする格好でやって来て、そのまま帰る人が、特にパブリックコースではほとんどです。ただし要望があればシャワーはメンバーでなくても使えます。
遅くともスタート30 分前にはゴルフ場に着くこと、また、スタート9 分前には1 番ホールに行くことが鉄則。時間はフランスでも厳守です。遅れた場合はスタートできないか、追いかけてジョイントすることになります。ただし空いている場合は問題なしで、適当にスタートできます。また、後方の組に追いつかれ、かつ前方の組との間が開いた場合は、ショートホール等で先に行ってもらいます。
スロープレーは厳禁、とは言え、余り守られていないのが現状。こちらではお先にどうぞとスロープレーヤーが譲るのがマナーです。
知らない人でもすれ違えば挨拶をしましょう。Bonjour で十分。プレーの始まりはBon parcours !(ボン・パークー ル!)と声をかけあいます。 プレー終了後は全員と握手して挨拶します。
日本語 |
フランス語 |
グリーンフィー |
Green fee |
ボール |
Ball (バール) |
クラブ |
Club (クルブ) |
ドライバー |
Driver/Bois (ドライバ/ボワ) |
フェアウェイウッド |
Bois de parcours (ボワ ドゥ パルクーゥ) |
アイアン |
Fer (フェールゥ) |
ホール |
trous (トルゥ) |
一番ホール |
Trou numéro un (トルゥ ニュメロ アン) |
ティー |
Tee (ティ) |
ゴルフグローブ |
Gant de golf (ゴンドゥゴゥフ) |
手引きカート |
Chariot (シャリオ) |
電動カート |
Voiturette (ボワチュエット) |
スコアカード |
Carte de Score (キャルトドゥスコーゥ) |
ゴルフシューズ |
Chaussures de Golf (ショッスォードゥゴルフ) |
グリーン |
Green (グリーン) |
ラフ |
rough (ルフゥ) |
コース |
parcours (パルクーゥ) |
フェアウエイ |
fairway (フェアウエイ) |
旗 |
drapeau (ドラポゥ) |
林 |
bois (ボワ) |
ピンポジション |
Position de Drapeaux (ポジションドゥドラポゥ) |
スターター |
Starter |
アプローチ |
Approche (アプロッシュ) |
クラブハウス |
Club house |
キャディマスター |
Caddie master |
ウォーターハザードの横の黄色杭 |
piquet jaune (ピケジョンヌ) |
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ティ・グラウンドで 男子は白杭 boule blanche* または、黄色杭boule jaune 女子は青杭 boule bleu または、赤杭 boule rouge からスタートする(ハンデキャップによる)
* フランスは杭というより、形が丸いものが多いためboule- 玉- といいます。
出典)在仏日本人会発行「パリ生活便利メモ」
更新)パリエトワ編集部