
フランス生活が落ち着いたら、次は働きたいと思うのは当然。
働くことによって、見えることも、生活がぐっと広がります。
フランスの各種社会保障は手厚く、失業保険、通常の病気はもちろんのこと、妊娠出産、不妊治療まで、保険で補って貰える。その分、会社の従業員雇用の負担金がとても高い。その上、フランスは非常に労働者の権利が強い為、よほどいい人材がいない限り、なかなか正社員(CDI)で雇うことはしない。 企業にとって社会保障負担が大きいので、事業拡大以外では+で席を用意することはあまりなく、誰かが辞めた時などの欠員募集といういう形が多い。また、フランスでは、女性の産後復帰が保障されているため「妊娠」で、会社を辞める人もほとんどいない。代わりにその間を埋めてくれるCDD(有期限雇用)の募集があり、基本的にはその正社員(CDI)の人が戻ってきたら、基本的に業務終了。
しかしながら、CDD(有期限雇用)から正社員(CDI)になれる場合も多いので、まずはCDD(有期限雇用)でもチャレンジしたい。
50通ぐらい履歴書を送って、やっと職を得た人もいるので、あきらめずに履歴書を送りましょう。
フランスでの就職活動に必須、「CV」と「Lettre de motivation」
フランスでの就職活動の際に必ず必要になるのが、Curriculum Vitae、通称CV(セーヴェー)と呼ばれる履歴書と、CV に添えるLettre de motivation(志望動機書)。日系企業や日本人経営のお店への応募や、人材派遣会社に登録を希望する際にも常に求められるものですから、しっかりしたものをいつでも提出できるよう用意しておきましょう。CV やLettre de motivation には決まった形式はありませんが、どちらもA 4 サイズの紙1枚に収まる形で、手書きではなく、Word などの文書作成ソフトで作成し、プリントするのが普通です。CV には通常、氏名・住所・連絡先を明記し、これまでの職歴や、学歴(高等教育以降のみ記載する場合が一般的です)、資格や特技などを簡潔に記載します。
応募する職種にとって有利となる職歴や学歴・資格を中心に書くとよいでしょう。志望動機書Lettre de motivation には、文字通り、志望する理由を手紙形式で書きます。CV を補足する形で、職歴や特技・資格についての詳しい解説を加えてもよいでしょう。CV、Lettre de motivation ともに、簡潔に、読みやすく、かつ求人する側にとって興味を引くような内容にするのが大切。
さまざまなサイトで、CV やLettre de motivation の書き方指南が掲載されていますから、それを参考にするのもよいでしょう。また、運良く大きな企業の人事課などのポストに知人のいる人は、アドバイスを求めてみるのも役に立つでしょう。
出典:在仏日本人会
職探しに役立つ情報サイト一覧 : 求人情報(日系企業中心)
日本人会 | www.nihonjinkai.net |
OVNI | www.ovninavi.com/accueil |
jimomo パリ | paris-jimomo.jp |
ワーキングホリデー関連
JAWHM 一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会 | www.jawhm.or.jp |
WHNJA 社団法人日本ワーキングホリデーネットワーク | www.workingholiday.or.jp |
とある面接官からいただいた「これは雇わないな~」の10条
とある企業の面接官から頂いた、面接時の注意点です。フランスでも日本でもビジネスマナーは同じですね。
CV(履歴書)編
・写真付きCV送付とアノンスに書いたら、旅行のスナップを送ってくる人
・まずメールで給料を聞き、それに納得したら自分の履歴書を送るという人
・LM(モチベーションレター)送付と求人票に書いても、送ってこない人
・敬語でメールを送ってこない人
・履歴書だけをすっと送ってきて、フォローの電話やメールなどもない人
面接編
・ほかの社員が挨拶しているのに、無視してずかずか入って行く人
・面接上座に椅子二つ、下座に一つ…置いてあるのに、上座に座る人
・面接の時間を取っているのに、向上心アピールが全くない人
・履歴書と実際の内容と技術が全く違う人