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2017.01.19

時間が止まる本屋「Librairie S. GOUDEMARE」

パリ左岸とシテ島を繋ぐPont de la Tournelleから歩いてほど遠くない場所に位置するこの本屋「Librairie S. GOUDEMARE」は、雰囲気のいい本屋だ。

 
店主のシルヴァン・グードマルさんはアフリカンアートや文学などに造詣が深く、自身も本をいくつか出版している。
 
そんな彼が経営する古本屋は、まるでシルヴァンさん自身の書斎のような雰囲気が漂っている。
商品である本は無造作に置かれ、床には物が散らばっている。そればかりだけなく、ワインを飲んだ後のグラスがあちらこちらにある。聞いてみると、友達が来て議論したりワインを飲んだりしているのだそう。

そう話しているうちにもシルヴァンさんのお友達が何人か来て、実際に挨拶したり、ちょっと話したりして帰って行った。
 
この本屋の良さは、雰囲気だけではない。やはり古本屋なのでレアな古本がある。世界にもう一つだけしか存在しないリミテッドエディション版の本や日本の古書籍なども数は少ないが扱っている。


右上の鬼のようなお面はチベットの城にあったものだそうだ。ちなみにこのお面の役割は、悪魔を封印することらしい。もってきてしまっていいのだろうか・・・。


しかし、ここはそういった本を探すために来る本屋ではない。
かくいう私も、平日夜9時すぎ頃、ほろ酔いで自宅に帰るため歩いていたら、まだ営業していたのでフラッと立ち寄ってみたのだ。そしたら、その時考えていたことについての本がずらりと並んでいて、なんだかシンクロニシティが起きたのを感じた。(ちなみに今日、取材できたらその時あった本はもう見つけることができなった。)
通常、14時半〜20時半の営業だが、時間にとらわれないたまに遅くまでやっている粋な店なのだ。
悩みがある時、ふと思い出したら行ってみてほしい。悩みがなくても、何か面白い本と出会いたい時に行ってみてもほしい。ここなら絶対にいい本に出会えると思う。

 
Librairie S. GOUDEMARE
9, rue du Cardinal Lemoine, 75005, Paris
営業時間:14:30~20:30 (不定休)

CONTRIBUTORこの記事の投稿者

エトワライター:Mao Tokionese

エトワライター:Mao Tokionese

ジュテームはさよならのはじまり。
ロンドンとパリを留学した学生ライター。

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