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TOPICSトピックス

2017.10.10

フランス医療制度:「パラメディカル」「パラファーマシー」とは?



よくフランスの街中で見かける、Paramedicalパラメディカル, Parapharmacieパラファーマシーの看板。この「パラとは?」と不思議に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
「准」「準」と漢字で表現したら良いのかもしれません。要するに、医師や薬剤師ではなく、リハビリ・マッサージ理学療法士、看護師、フットケア師、スピーチ・セラピスト等の医療職従事者です。これら多職種者の施術を受ける際、医師の指示書・処方箋(フランス語では、オルドナンスやプリスクリプションと言います。)が有って受けるものであれば、フランス社会保障の医療保険とミューチュエルからの返金が効きます。 一方、医師の指示書・処方箋はなく自由に施術を受ける場合は、自己負担になります。
 
パラファーマシーも、薬剤師が管理責任者にはなっていますが、そこに薬剤師の姿を見ることは稀です。扱う製品も、保険薬ではなく、健康食品・衛生品・シャンプー・化粧品・ビタミン剤等、快適を求める的なものが中心となります。いわゆる「ドラッグストア」のイメージです。
 
医師や薬剤師ではないとは言え、これらの多職種は、フランス国家資格であり、高い専門知識と経験を持った専門職です。病気や健康の事について気軽に相談できる、と言っては弊害があるかもしれませんが、特に都市部ではない地方では、医師不足の根本的解決にはならないものの、重要な役割を担っています。
 
更に、オステオパシー整体師や臨床心理士等、社会保障が効かない場合でも、契約タイプによってはミューチュエル保険からは返金がされる場合もあります。 病気になる前の予防としての効果が、ある意味、認められている制度だからでしょう。
 
安心なのは、「これは、やはり自分達ではなく、どうしても医師にかかるべきだ。」と言う時は、適切に判断してくれて、正しい専門医に導いてくれる事です。人によっては豊富なコネクションを持っていて、良いドクターや医療機関を紹介してくれるでしょう。(注意:制度上の、「紹介状」と言う意味ではありません。)

CONTRIBUTORこの記事の投稿者

リロケーション & コンシエルジュ N子

リロケーション & コンシエルジュ N子

リロケーション & コンシエルジュのN子です。

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EXPERIENCES個人体験談

訂正

2017.10.14

医師の指示書・処方箋は、パラメディカルによる医療サービス行為を受けるために必要なのであって、それは医療保険あるいはミューチュエルからの返金を受けるために存在しているのではありません。つまりパラメディカルの中にはセキュリテソシアルの提携がない職種も存在し、処方箋は必要ですがセキュリテソシアルによる医療費の払い戻しはないものもあります。

投稿者:通りすがり

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