
2019.12.05
ストライキにあったら
by エトワ編集部
フランス情報、パリを中心とした情報メディア「パリエトワ」 フランスと日本をつなぎます
12月6日 1€=120.83円 / 2℃ / -1℃
2019.04.03
──野田さんはどのようなことを担当されているのでしょうか。
野田さん:シェフが監修するメニューの中には、SERVAIRで取扱ったことのない食材が含まれることも あります。そのような場合には、シェフ、サプライヤーとSERVAIRとの仲介をしてSERVAIRが定期的に仕入ができる仕組みを作ったりします。もちろん本社の機内食や客室乗務員の部署との調整も大切な業務です。
──本社の機内食部署とはどのような調整を実施されるのでしょうか。
野田さん:例えば今回渥美シェフのメニューとしてこだわりの一品があります。それは日本ではあまり見かけないビーツという野菜とブラータチーズとイチゴにハイビスカスのソースがかかったデザートオードブルです。
実は社内で「このメニューに戸惑ってしまうお客さまもいるのではないか」という声がありましたので説得する必要がありました。普段からシェフと会話していると私たち社員も気づかされることが多く、「機内食でお客さまを驚かせるような料理を提供したい」というシェフと私たちの熱い想いが本社にも伝わり、今回敢えて挑戦することになりました。スタートから1か月が経過しましたがお客さまから大変好評をいただいています。
渥美シェフのこだわりの一品 : モッツアレラブラータとビーツ、イチゴのサラダ ハイビスカスソース
──客室乗務員の部署とのどのような調整を実施されるのでしょうか。
野田さん:ファーストクラスのメニューの中には客室乗務員が盛り付けをするものが多くあります。
全8席ではありますが、実際の盛り付けの工程数が多すぎますと客室乗務員に負担がかかり結果的にお客さまへのサービス面で支障をきたすことになるため調整が必要です。どのようにすればメニューに込められたシェフの想いを伝えながら、お客さまへ最高のおもてなしをすることができるのか、お互いアイデアを出し合っています。
──最後に今後どのようなことに挑戦されたいですか。
野田さん:まずは現行の渥美シェフのメニューを安定的に提供できるようチームが一丸となり取り組んでいきたいです。また6月からの手島シェフによる新メニュー企画も走り出しますのでそちらも並行して力を入れていきます。
パリ発便は約12時間と長時間のフライトです。フライト中のサービスにおいて機内食が占める割合はとても大きいと思いますので、初めてご搭乗になられたお客さまには機内食の美味しさを感じていただきたいですし、頻繁にご利用くださるお客さまにはいつご搭乗になられても美味しい、と感動していただけたら嬉しいです。パリ発便のメニューは世界中どの機内食よりも美味しいと自負しておりますのでぜひ多くの皆さまにご利用いただきたいです。
渥美 創太シェフ
1986年千葉生まれ。19歳の時に渡仏。
「Troisgros」や「STELLA MARIS」などで修行を積む。2012年「Vivant Table」のシェフに抜擢。100年以上続く老舗「Le Clown Bar」のリニューアルに伴いオープニングシェフとなり、フランスで最も人気のレストランガイド『Le Fooding』にてベストビストロ賞を受賞。2019年7月、パリ11区に自身のレストラン「MAISON」を開業予定。
●提供期間:2019年3月1日~5月31日*
日本航空 (JAPAN AIRLINES)
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