フランス情報、パリを中心とした情報メディア「パリエトワ」 フランスと日本をつなぎます

8月20日 1€=126.32円くもり25℃ / 20℃

登録のお問合わせ

TOPICSトピックス

2016.09.15

契約について (契約の際の注意事項)

お気に入りのアパートが見つかったら、いよいよ家主との賃貸契約を交わします。不動産業者を通してアパートを見つけた場合も、住居についての諸条件は原則家主との間で直接やりとりすることになります。
賃貸アパートを巡るトラブル相談は、在仏日本人会にもしばしば寄せられています。入居の際に家主・借り主ともに納得のいくよう諸条件をクリアにしておくことが、後々のトラブルを避けるためにも大変重要です。


契約の際に注意すること

必要なもの
家を借りるには、会社員の場合は会社の在籍証明書、ビザ、銀行の口座が必要で、電気、電話、住宅保険は、通常借り主の個人名で登録します。

必ず書類を交わす
必ず書類を交わすことが重要です。正式の契約書(Bail)は、税金などの関係で面倒がる家主もいます。特に学生用の屋根裏部屋などの場合、口約束で済ませる場合も見受けられますが、住居証明の代わりとなる公共料金の名義変更をしてもらえることや、居住税は誰が負担するかなど入居前にしっかり確認しましょう。
電気や各種修理、代金の控えなどの書類も同様に大事です。フランスは「書類の国」であることを肝に銘じておく必要があります。公共料金の名義が家主のままで、家主から住居証明用のレターを出してもらえなければ、長期ビザの更新時に住居証明の不備からビザの延長ができなくなるので要注意です。

きちんと契約を理解する
入居の契約書作成の段階で、家賃契約の有効期限、値上げ、部屋の設備程度は通訳を介してでも了解しておくこと。正規の賃貸契約は管轄省へ登録され、そのため多少の登録料を取られますが、これによって、借家人(locataire)は公的な保証、権利を有することになります。
正式な賃貸契約ではない、闇賃貸(noir- ノワール- と呼ばれます)の場合は、なにかトラブルが起こった場合、解決はほぼ不可能と思っていたほうがいいでしょう。

現状確認(Etat des lieux)をしておく
家具付きアパートの場合は、備え付けの家具や器具などに破損がないか、また壁やバスルームのタイルなどの汚損についても家主(propriétaire)と確認し、書類にしておくこと。これを現状確認(Etat des lieux)といいます。Etat des lieux は不動産業者(agence immobilière)経由の契約の場合は義務、家主との直接契約の場合は義務ではありませんが、後々のもめ事の種にならないよう、入居前にしっかり行っておくことをおすすめします。

事務所としても使う場合
住居だけでなく、事務所などと併用する場合は、建物のカテゴリーや隣人との関連で、必ず入居前に家主側に連絡し了解を得ること。

不動産手数料に関して(住居)
不動産業者を介する場合、契約成立時に手数料を支払います。この手数料は貸借双方の折半負担です。不動産屋の手数料は自由化されています。

不動産手数料に関して(店舗)
店舗営業の場合、店頭に手数料表を掲示することが義務付けられています。契約内容についてはよく確認してからサインすること。悪質不動産屋(誇大広告など)もいるので要注意です。

敷金(dépôt de garantie)
家具無し物件の契約は1か月分、家具付き物件の場合は自由に設定できることになっています。敷金は退去時に、必要な場合は修復費用などを差し引いたうえで借主に返金されます。

退去予告(préavis)
通常転居の3 ヶ月前に書面で行います。例外的に賃借人(賃貸人ではありません)に、転勤、失業、失業直後の(給与ダウンがあり得る)再就職が生じた場合に限り、1か月前の予告でも可とされています。家賃の滞納や予告なしの転居は、当然ながら敷金から差し引かれることになります。

家賃値上げ
原則として、家賃の値上げは年に一度、物価にスライドして行われます。

出典:在仏日本人会

CONTRIBUTORこの記事の投稿者

エトワ編集部

エトワ編集部

Paris et toi(パリエトワ)編集部です。皆さまのお役に立つ記事を執筆します。

他の記事を見る

COMMENTコメント

あなたのコメントをお寄せください。投稿はリアルタイムで掲載されません。反映されるまで少し時間がかかります。
※投稿するにはブラウザの設定からCookieを有効にしてください。

必須タイトル
必須メッセージ
必須ハンドルネーム