第65回を迎えたブルゴーニュワインの競売会「オスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュ」が3月8日、クロ・ド・ヴージョ城を会場にして開催された。今年の総売上高は約153万ユーロとなり、不作の影響で出品も少なかった昨年の約86万ユーロから大幅に増加した。ただし、2023年に記録した過去最高額(360万ユーロ)は今年も大きく下回った。
「オスピス・ド・ニュイ」は毎年11月に世界的に有名なワイン競売会が開催される「オスピス・ド・ボーヌ」の姉妹施設。今年の競売会は、昨年に続き、オンラインワインオークションの世界大手iDealwineが主催した。
収益がオスピス以外の慈善団体に寄付される主要ロット「ピエスドシャリテ」の落札額は5万9500ユーロに上り、動物介在療法の先駆けである「Ani’nomade」に贈られた。
iDealwineのジョマンCEOは、「かつてなく不安定な状況の中で、今年の結果は、出品が若干多かったにもかかわらず価格が堅調に推移していることを示しており、今年のビンテージの質の高さを反映している」と述べている。
昨年11月の「オスピス・ド・ボーヌ」の競売会では、過去3番目となる1838万ユーロの総売上高を記録していた。