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フランス、欧州で最大の再生可能ガス生産国に

仏再生可能エネルギー業界団体SER、ガス業界団体Gaz et Territoires、ガス配給GrDF、ガス輸送NaTran、南西部のガスインフラを担当するテレガは4月9日、再生可能ガスに関する報告書を発表した。それによると、フランスによる再生可能ガスの生産能力は2025年に15.6TWhに達し、前年比で13%増加した。生産量は13.6TWhで17%増加し、国内のガス消費量の3.9%に上った。フランスはドイツとデンマークを抜いて欧州再生可能ガス生産国となった。2025年末時点の再生可能ガス生産施設数は803ヵ所となった。
再生可能ガスの大半は農業廃棄物、家庭廃棄物、下水汚泥などのメタン化によって得られ、ガス網に注入されている。残滓物は肥料として用いられる。
最新の「数年次エネルギー計画(PPE)」では、ガス網に注入されるバイオメタン量として2030年に44TWh、2035年に82TWhが目標として設定されている。
なお、2026年初頭以来、ガス供給業者に対しては、2028年までにガス供給量の4%をバイオメタンとすることを義務付けられている。しかし政府は2028年以降の道筋を示していないため、ガス業界は今回、投資に向けた予見性を高めるべくロードマップの発表を政府に呼びかけた。

KSM News and Research