調査会社アルタレスの集計によると、1-3月期の企業倒産件数は1万8986件となり、前年同期比で6.4%増加した。直近12ヵ月間の倒産件数は7万1100件となり、過去最高記録を更新した。
1-3月期の内訳は、会社更生法の適用申請が5767件(前年同期比13.6%増)、会社清算決定が1万2836件(同3.6%増)、民事再生手続きが383件(同2.7%増)となった。設立3年以内の企業の倒産が14%増と大きかった。倒産企業の雇用数は7万5350人となり、これは2009年以来で最大の数字だという。
企業の規模別では、従業員数100人以上の企業で状況は改善したが、20-99人の企業では12.1%増を記録(前年同期比、以下同じ)。倒産件数の4分の3を占める従業員数3人未満の企業でも11.2%増を記録した。3-9人の企業では逆に6.7%減を記録した。
業種別では、建設部門では全体に1.7%増を記録。商業部門では、小売業で3.7%増、卸売業で3%増を記録した。工業部門は全体でみると大崩れしなかったが、食品加工(8.6%増)や建材(12.3%増)では倒産増が目立った。サービス業は、法人向け(11.7%増)と個人向け(17%増)の両方で増加の勢いが強まった。輸送は12.9%増を記録。外食は0.4%減と好転した。