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ニース市近郊のルノワール美術館で盗難事件、絵画2点が盗難に

ニース市近郊のカーニュシュルメール市(アルプマリティム県)にあるルノワール美術館で9月8日早朝に2人組の窃盗団による盗難事件が発生した。ルノワールの絵画2点が盗まれた。

事件は8日の朝5時48分に発生。監視カメラによると、覆面をした2人の犯人が館内に侵入し、常設展示の絵画4点を、電動工具を用いて取り外して持ち去った。警報が鳴り、市警察官が5分後に現場に急行したが、犯人グループはその前に逃走した。逃走を急いだためか、絵画4点のうち2点は中庭に置き去りにされていた。

ルノワール美術館は市営の施設で、ルノワール(1919年没)が晩年を過ごした邸宅が美術館として公開されている。ルノワールの絵画を12点所蔵し、それ以外に、ルノワールのゆかりの品々が展示されている。盗まれたのは「コロンナ・ロマーノ夫人の肖像」と「井戸端の若い女性」の2作品。被害額は数百万ユーロに上るという。

ルーブル美術館で発生の盗難事件をはじめとして、全国の美術館・博物館では窃盗事件が相次いでいる。政府は去る7月に対策プランを公表し、防犯体制の強化に取り組む矢先の事件となった。カーニュシュルメール市のマソン市長(極右政党RN所属)は、フランスの美術館を守るために大規模な財源を確保するよう、文化省に対して呼びかけた。

KSM News and Research