運転中の携帯電話の使用に対する処罰が強化された。ベドレンヌ市民権担当相がルフィガロ紙に対して明らかにした。9月29日付で通達を出したという。
携帯電話の運転中の使用はもとより減点の対象となるが、それに加えて、違反者を対象にした免許停止の処罰が導入される。この措置は、既に一部の県で試験的に導入されていたが、その効果が良好であることを踏まえて、適用が全国に拡大される。ほかの違反行為(酒気帯び運転、スピード違反など)がなく、携帯電話の使用のみの違反であった場合にも、免許停止が実施される。ただし、即時に免許が没収されるわけではなく、追って県知事が処罰を決定し、通知する形になる。処分の決定は現行犯による摘発の場合に限られる。停止は一時的な措置で、違反の重大性に応じて期間の長さが決められるが、最大で6ヵ月で、通常は2週間程度であるという。 フランスでは2025年に3515人が交通事故により死亡した。80%近くのドライバーが運転中に携帯電話を使うことがあると回答しており、運転中の携帯電話又はイヤホンの使用の摘発件数は2025年に69万5360件と、前年比で6.7%増を記録している。運転中の携帯電話の使用はリスクの23倍増を招くとの調査結果もある。