フランス情報メディアのET TOI(エトワ)

フランスと日本をつなぐ

/

1€=

新規登録

欧州航空業界、航空燃料の確保に自信:価格は高止まりか

アイルランドの格安航空会社(LCC)ライアンエアーのオレアリーCEOは10月8日、欧州において航空燃料が今冬に不足することはないだろう、との観測を示した。欧州航空業界団体A4Eにおける記者会見で述べた。CEOは、予想外の事態が発生しない限り、今冬だけでなく、来年の夏にかけての航空燃料の確保にも問題はないと予測した。

一方でCEOは、通常、航空燃料の価格はブレント原油価格に比べて10-15%程度割高なものだが、現在は50%も割高となっていると指摘。現在の地政学的な混乱を考えると、航空燃料価格が高止まりで推移する状況が少なくとも今後12-18ヵ月は続くだろうと予測した。

他方、仏航空業界団体FNAMのイザギール会長も同日、航空燃料の確保に不安はないが、価格の推移については悲観的だと発言。航空燃料価格の高騰に加え、税負担の絶え間ない増加もあって、航空業界は深刻な状況に陥っていると警鐘を鳴らした。 なお、持続可能な航空燃料(SAF)価格も航空燃料同様急激に上昇している。SAFと航空燃料のケロシンは原材料も生産地域も異なるのに、同じように値上がりしている、と、A4Eの幹部は不満の念を表明している。

KSM News and Research