ジュヌバール農相はこのほど、干ばつに苦しむ農民向け支援措置を公表した。高校生による抗議行動が展開され、社会不安が高まる中で、農民が抗議行動に合流するのを抑止する狙いがある。農相はまず、干ばつにより飼料を買い増す必要が生じた畜産農家を特に念頭において、無利子融資を提供すると予告。総額20億ユーロの融資を実現することを目指す。具体的には、市中銀行が2.5%の優遇金利にて与信を決定し、利子を国が肩代わりする形がとられる。燃料価格の高騰や、それとも関係する肥料価格の高騰も目立っていることから、各種インプットの購入についても支援の対象とする。与信の審査と決定は市中銀行に委ねられる。この措置は、下院審議が始まったばかりの予算法案に追加されるが、荒れ模様の国会審議ですんなり承認されるとは限らない。
高校生による抗議行動では、ジェフレ教育相が8日、高校生団体の代表を迎えて協議を行った。高校生団体は、老朽化する施設の改善や教員の増強など一連の要求を掲げている。教育相はこの会合の機会に、休講を減らすために、3000人の補助教員を動員すると約束。超過勤務を柔軟にするなどの形で人員を確保、数百人の教員の追加採用も予告した。高校生団体と学生団体は13日(火)に全国で再度、デモ行進を行う予告を維持し、政府に対する圧力を行使する構えを崩していない。