フランス海軍は10月21日、報道を認める形で、軍関係施設等にドローンが飛来する事案が数度に渡り発生していたことを認めた。ロシア方面からのハイブリッド攻撃である可能性が疑われている。
南仏トゥーロンにある軍港の保護を目的として、10月5日から16日にかけて行われた陸海空合同軍事演習の機会に、軍関連施設の近辺又は上空で未確認の飛翔体が検知されたという。この飛来により重要インフラが脅威に晒されるという状況は生じておらず、事案が発生する度に、ドローン対策の実行により所定の安全確保の措置が講じられたとも説明した。
ドローンの種類や、無効化されたのかどうかなどの詳細は明らかにされていない。ある報道によると、ドローンはかなり大型で、1度に必ず数機が飛来していたという。
トゥーロンはフランス最大の軍港で、空母シャルルドゴールの母港でもある。同空母は8月末から12月初頭までの予定で整備のため停泊中だった。軍関係施設へのドローン飛来の事案としては、2025年にブレスト(ブルターニュ地方)の潜水艦拠点の上空に飛来したのが記憶に新しい。