クレディミュチュエル・アルケア銀行がサイバー攻撃の被害を受けた。報道によると、1億3300万ドル(1億1800万ユーロ)の資金が流出した。同行は11月4日、攻撃を受けた事実を認めた上で、現在では問題は解消されたと説明。この件で顧客が損害を被ることは一切ないとも確言した。被害額については明らかにせず、報道内容を追認しなかった。
クレディミュチュエル・アルケアは、クレディミュチュエル銀行の地方金庫のうち、ブルターニュなど西部地方を主にカバーしている組織で、クレディミュチュエルに属しているが、経営上の自律性を認められている。1-6月期には2億3000万ユーロの純利益を記録していた。
クレディミュチュエル・アルケアは、どのような攻撃がなされたのかを明らかにしていないが、報道によれば、同行の資金が、暗号資産取引プラットフォーム上の複数のアカウントに分散する形で送金されたという。同行は、攻撃を検知後、直ちに、一部の取引を一時的に停止し、被害を食い止めるべく手配したと説明。状況は統御下にあり、取引は安全性の確保を経て段階的に再開すると説明している。