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下院補欠選:リスト保健相が極右RN候補を抑えて再選果たす

ロワレ県第1選挙区で行われた下院補欠選挙の決選投票で、現職のステファニー・リスト保健相が当選を果たした。閣僚職を維持し、内閣における地位を固めることに成功した。

保健相は、マクロン大統領のルネサンス党に所属し、2017年に下院議員として初当選し以来、政局混迷の中で、去る10月12日にルコルニュ内閣に保健相として初入閣を果たした。下院議員は、選挙時に「代議員」と呼ばれる候補を指名した上で立候補し、当選後に閣僚に就任する場合には、議員職を辞任し(兼務は禁止されている)、代わりに代議員が議員となる規定だが、保健相の代議員が議員就任を拒否したことから、補欠選挙が必要になっていた。

保健相は、第1回投票で33.9%の得票率を達成し、極右RNのラボー候補(27.2%)と左派・環境派のクノウスキ候補(27.1%)を抑えてトップとなった。RNのラボー候補との決選投票では62.1%の得票率を達成し、大差で再選を果たした。棄権率は69.6%とかなり高かった。

今回の選挙では、代議員として、ルネサンスと協力関係にある右派政党オリゾン所属のリュベ氏(サンドニアンバル市市長)が立候補。リスト保健相は、落選の場合は内閣を去ると約束していたが、当選を果たして留任を決め、下院議員にはリュベ氏が就任することになった。極右勢力の追い上げを受ける与党陣営は、今回の選挙結果を歓迎している。

KSM News and Research