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仏政府、ビオガランの英BCパートナーズによる買収を許可

仏セルビエ(製薬)はこのほど、後発医薬品子会社のビオガラン(Biogaran)を英BCパートナーズ(投資会社)に売却することを決めた。国内生産や雇用の維持などで保証を得て、仏政府が買収計画を許可した。

セルビエは当初、ビオガランをインド企業に売却する計画だったが、仏政府は、戦略的重要性のある国内企業の外資による買収案件であることを理由にこれを差し止めた。交渉を経てようやく新たな売却計画がまとまった。

BCパートナーズはビオガランの85%株式を取得する。残りの15%株式は、政府系金融機関BPIフランスが取得し、経営に参画する足場を得る。買収額は公表されていないが、報道によれば、評価額を8億-10億ユーロ程度に設定しての取引となる。

BCパートナーズは、期間の制限を設けず、国内生産と関連雇用の維持、物流と国内の医薬品供給を含めた事業の維持について、その保証を約束した。 ビオガランは1996年に設立。2025年の売上高は12億6000万ユーロで、国内シェアは30%に上る。年間3億6200万箱を製造し、その半分を国内で生産。また全体の90%を欧州で生産している。同社は自前の生産能力を持たず、国内を中心とする下請け網を通じて生産している。全部で1070品目を製造するが、その中には、仏政府が重要医薬品に指定する品目の6割が含まれており、政府は同社の戦略的重要性は特に高いと判断していた。ビオガランはBCパートナーズの資金力を得て、バイオシミラーの生産のてこ入れを図る計画。

KSM News and Research