公的機関CMNが管理する歴史的建造物の入場者数が2025年に初めて1200万人を超えた。前2年に1100万人程度を記録した後、100万人増を経て1200万人を超える新記録を達成した。
入場者数が最も多かったのはパリの凱旋門で、185万人を記録した。以下、モンサンミッシェルが163万人、パリのサントシャペルが133万人、パンテオンが111万人、コンシエルジュリが77万3300人で続いた。共和国の偉人を祀る霊廟パンテオンは、死刑廃止に貢献したバダンテール法相のパンテオン入りが呼び水となり、前年比で21%の大幅増を記録。コンシエルジュリも、前年のパリ五輪の開会式で舞台の一つとなったことによる宣伝効果で、24%の大幅増を記録した。CMNは、パリのノートルダム寺院の鐘楼部分の見学を管理しているが、9月の再オープン以来で11万人の見学者が訪れる成功を収めた。この成功が牽引力となったのか、他の大聖堂の鐘楼等や宝物展示室などでも見学者数が軒並み増えている。
CMNには属さない歴史的建造物も見学者数が増えている。パリ郊外のシャンティイ城は20%増の65万8000人を記録。同じくパリ郊外のフォンテーヌブローには庭園や城館を合わせて11%増の200万人が訪問した。