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2022年はフランスで観測史上最も暑い年に

この年末年始にフランスは記録的な高温に見舞われている。12月30日から31日にかけての夜は、パリから北西地方にかけて、12月としては過去最高温度を更新。12月31日の平均気温は13.9度と、12月17日から3月9日までの期間における最高記録を更新した。1月に入ってからも高温が持続している。暖冬はフランスに限らず、欧州全域で目立っている。
メテオ・フランス(フランス気象協会)が11月末に発表したところによると、2022年は観測史上で最も暑い年となった。その時点の予想で、フランスの年間平均気温は14.2度以上となっており、12月が特に暑ければ、平均気温は14.6度にも上るとされていた。2022年には、冬春夏秋といずれの季節も高温が続き、温暖化の鮮明な影響が実感された。
また英国気象庁MetOfficeは、2023年にも世界で高気温が続くと予想。1850-1900年の平均比で、世界の平均気温は1.08-1.32度高くなる(中心シナリオは1.20度)と予想している。

KSM News and Research