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フランスの出生数、2022年に1万9000人減

17日発表のINSEE統計によると、1月1日時点でフランスの人口は6800万人となり、1年間で0.3%の微増を記録した。増加率は前年の0.4%を下回った。
出生数は72万3000人となり、前年比で1万9000人減少した。出生数は、新型コロナウイルス危機の影響で、2020年に顕著に後退していたが、2021年には反動で増えていた。2022年には後退に転じた。それ以前から出生数は後退傾向にあり、2015年から2020年にかけて後退を続けていたが、新型コロナウイルス危機に伴う混乱を経て、長期的な減少傾向が続いていることが改めて確認された。なお、2006年から2014年にかけては、年間80万人をピークとして、出生数は高めで推移していた。
人口の自然増は5万6000人を記録。増加が続いたものの、増加幅は戦後で最低の水準まで下がった。移民の流出入は16万1000人の流入超(推定)を記録した。
合計特殊出生率(女性が生涯で産む子どもの数で示す)は2019年の1.86に対して、2022年には1.8まで低下した。この数字は2006年から2014年にかけては2.0前後で推移していたが、それと比べて低下傾向にある。
死亡数は66万7000人で、前年より5000人増加した。平均寿命は、女性が85.2才、男性が79.3才で、新型コロナウイルス危機前の2019年と比べて5ヵ月程度短くなっている。

KSM News and Research