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バゲットの食塩含有量、2015年比で20%減

農業省が食生活観測機関Opaliの分析結果として7月24日に発表したところによると、バゲット等のパン(全粒粉パン・シリアルパンと食パンを除く)の平均塩分含有量(100g当たり)は、2015年の1.7gに対して、2022年には1.34gまで減少した。20%を超える減塩が達成された。
フランスの製パン業会は2022年の農業見本市の機会に、2025年をメドにすべての種類のパンを対象に減塩を約束していた。バゲット等については、2022年7月時点で1.5gまで減らすとの目標を掲げていた。地域や販売経路にかかわらず、今回の分析の対象となったバゲット等の82.5%で含有量が1.5gを下回っており、農業省は、目標達成へ向けた全業界関係者の努力をたたえた。
業界では次の中間目標として、2023年10月をメドに、バゲット等で1.4g、全粒粉パン・シリアルパンで1.3g、食パンで1.2gの達成を目指す。2025年10月にはすべての種類のパンについて1.1gの達成を目指す。
フランスをはじめとするWHO(世界保健機関)加盟諸国は、2025年までに塩分消費量を30%減らすとの目標を掲げている。

KSM News and Research