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仏乗用車新車登録台数、8月に伸びが拡大

仏自動車業界団体PFAによると、フランスの8月の乗用車新車登録台数は11万3599台となり、前年同月比で24.28%増を記録した。納車遅延の問題が解消されつつあり、8月の伸びは、それ以前の各月の伸び(前年同月比で5月が16%増、6月が15%増、7月が20%増)を上回ったが、新型コロナウイルス危機前の2019年8月の水準(12万9300台)には回復していない。なお、8月のEV(BEVとFCV)のシェアは17%、PHEVのシェアは8%だった。
1-8月では乗用車新車登録台数は113万2321台となり、前年同期比で16.62%増を記録した。EV(BEVとFCV)のシェアは15%、PHEVのシェアは9%で、いずれも前年同期(それぞれ13%と8%)を上回った。
8月のグループ別販売台数は、仏伊ステランティスが8.03%増の3万3156%(シェアは29.17%)、仏ルノー・グループが37.24%増の2万7214台(23.94%)、独フォルクスワーゲン・グループが23.01%増の1万3678台(12.03%)、トヨタ・グループが10.85%増の8155台(7.17%)などとなった。伸びが大きかったルノー・グループでは、特に主力ブランド「ルノー」が51.84%増の1万6508台を記録し、競合のプジョー(ステランティス傘下、11.37%増の1万5911台)を上回った。

KSM News and Research