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仏失業者数、7-9月期に微増

労働省の統計機関DARESが25日に発表したところによると、7-9月期の失業者数(マヨット海外県除く)は302万8000人となり、前の期から1万7400人の増加を記録した。失業者数は増加に転じた。ただ、前年同期比では12万人の減少(3.8%減)を記録している。年齢層別では、25-49才で7万3700人減(前年同期比、以下同じ)、50才以上で5万8500人減をそれぞれ記録したが、25才未満では1万2300人の微増を記録している。
7-9月期には、当該月に78時間未満の就労実績がある失業登録者(カテゴリーB)は前の期比で2万5000人増を記録した。78時間以上の就労実績がある失業登録者(カテゴリーC)は3万3500人の減少を記録。すべてを合算した失業者総数は535万人を記録した。
求人は好調な水準を維持しているが、派遣契約の終了などで失業登録をする人の数が増加傾向にあり、その一方で、再就職等で失業登録を抹消する人の数は減っている。全体として雇用市場はわずかに停滞しているが、顕著な悪化は今のところ生じていない。

KSM News and Research