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マクロン大統領の支持率、2ポイント後退の25%:アタル首相は32%でスタート

レゼコー紙の依頼による月例調査によると、マクロン大統領の支持率はこの2月に25%となり、前月から2ポイント後退した。2022年の再選以来で最低の水準に並んだ。この調査は、「政策遂行の能力について信頼する」かどうかを尋ねて、その結果を集計している。最新調査は1月30日から31日にかけて1001人を対象に行われた。

マクロン大統領は1月には記者会見をテレビ中継するなど、国民に向けた広報に力を入れた。内閣改造を行い、若手のアタル新首相を起用した。そうした努力にもかかわらず支持率は低下した。支持層である管理職(支持率が33%)や年金受給者(27%)でも支持率が後退。調査では、国民の声に耳を傾けていないといった批判の声が多く聞かれたという。

アタル首相の支持率は32%となり、前任者のボルヌ首相の最後の支持率(1月の23%)に比べるとかなり高くなった。ボルヌ首相の就任時の支持率(27%)も上回った。ただし、それより前のフィリップ首相とカステックス首相(共に36%)に比べると低めのスタートとなった。アタル首相は、右寄りの有権者層で支持率が46%と高く、年金受給者でも43%と高かった。

KSM News and Research