フランス情報メディアのET TOI(エトワ)

フランスと日本をつなぐ

1€=

新規登録

仏DIY市場、2024年に2年連続で後退

仏DIY市場が2024年に後退を記録した。2年連続で後退した。関連業界団体のFMB(流通)とInoha(製造)が業界統計を公表した。

これによると、ホームセンター売上高は2024年に221億ユーロとなり、前年比で4.3%減少した。製品別では、配管・浴室・キッチン関係で5.1%減、暖房関係で6.2%減、木材・床材で7.2%減など、後退が目立った。メーカーの収入も7.1%減を記録。販売量でみると、2019年以来で30%の後退を記録している。

5年間の比較では、特にインテリア関連製品の後退(6%減)が目立つ。インテリア関係はリフォームのテレビ人気番組の効果に、コロナ危機中の需要急増が重なり好調だったが、一巡して需要が後退した。インテリア関連は、アクションのようなディスカウント店や、中国EC大手TEMUなどの安値攻勢にも直面している。金利上昇期に住宅投資が縮小したことも、DIY用品の全般的な販売低迷につながっている。 ただ、2019年以前の状況に比べると、現在の市況は良好で、ホームセンター売上高は2008-18年には年平均で180億ユーロ前後だったが、現在では200億ユーロを超える水準を維持している。2024年末には、金利低下を受けて住宅ローンの再活性化の兆しも出ており、そうすると需要が再び動き出す可能性もある。ホームセンター各社は、循環経済の流行に目をつけて、中古品やレンタルにも力を入れている。

KSM News and Research