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共和党、パリ市長候補にダティ文化相を正式擁立

共和党(保守)は8月28日に開いた会合で、パリ市議会選挙における公認候補としてダティ文化相を擁立することを決めた。文化相はこれに絡んで、パリ市内の選挙区で予定される下院補欠選挙への出馬を見合わせることに応じた。

パリ市議会選挙は、統一市町村選挙の一部として2026年3月15日(第1回投票)と22日(決選投票)に行われることが決まっている。ダティ文化相はパリ第7区の区長を兼務しているが、2024年にマクロン政権に合流したことで、共和党との関係は波乱含みとなっていた。最近では、パリ7区にもまたがる市内の下院選挙区で補欠選がなされることが決まり、共和党がバルニエ前首相を公認候補として擁立したことにダティ氏は激怒。ダティ氏はこれを、カルロス・ゴーン容疑者に絡んだ収賄疑惑の渦中にある自身をパリ市長候補の公認から外そうとする動きと捉えて、下院補欠選に「何があろうとも」立候補すると公言し、全面対決の姿勢を示していた。声を荒げて主張を通すというダティ氏の常套手段が奏功したのか、共和党はパリ市長候補にダティ氏を擁立することを正式に決定。共和党は、候補者リストの人選の権限をダティ氏に委ね、市議会選挙においてマクロン大統領派の中道勢力と協調することも承認した上で、ダティ氏を公認候補として認めたという。ダティ氏の側では、補欠選においてバルニエ前首相を支持することを受け入れた。

KSM News and Research