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メディア意識調査:インフルエンサーは「信用しないが注目する」

ラジオ・フランスなどの主催で1月15日にメディア界イベント「フェスティバル・メディア・アン・セーヌ」が行われるのにあわせて、フランス国民のメディア意識調査の結果が公表された。この調査は、日刊紙ラクロワなどの依頼で毎年実施されている。これによると、「主要ニュースについてメディアの報道を信用しない」と答えた人は全体の61%となり、前年から1ポイントの微減を記録した。支持政党別では、極右RNの支持者で66%とメディア不信が最も高く、政府与党のルネサンスの支持者で46%と最も低かった。このほか、左翼政党LFIと社会党は共に58%、環境派で51%、保守「共和党」で47%となった。支持政党がないと答えた人では65%がメディアに対する不信感を示した。

信頼を置く情報源としては、「近しい人」が67%で最も高く、次いで、「テレビのニュース番組」が65%、地方紙が63%で続いた。「テレビのニュース・バラエティ番組」を信頼すると答えた人は44%に上り、前年から4ポイントと上昇が目立った。逆に、信頼されていない情報源としては、インフルエンサーが72%で最も高く、これにSNS(65%)、AI(60%)が続いた。ただし、それとは裏腹に、これら情報源の利用は拡大している。インフルエンサーを利用してニュースを得ていると答えた人は全体の42%に上り、前年から5ポイント上昇した。AIを利用していると答えた人も41%に上った。他方、ニュースを追うことへの疲れを感じると答えた人は47%となり、こちらは前年から4ポイントの低下を記録。ニュース疲れの理由としては、「同じテーマばかり扱われている」が44%、「不安を煽る話題が多い」が36%で多かった。

KSM News and Research