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エプスタイン文書:ジャック・ラング元文化相の名前が浮上

エプスタイン文書の追加公表を経て、フランスでは特に、ミッテラン左派政権で文化相を務めたことで知られる大物政治家ジャック・ラング氏(86歳)の名前が大きく取り上げられている。同じくエプスタインとの関係が浮上したラング氏の娘のカロリーヌ・ラング氏(65歳)は、1ヵ月前に就任したばかりの独立系映画プロデューサー組合の代表職を退くと発表した。

ラング親子の説明によると、エプスタイン氏との交友は、カロリーヌ・ラング氏から始まった。ラング氏は米ワーナーブラザーズで主にキャリアを築き、親交があった映画監督のウッディ・アレン氏(今やこの名前にも危険な香りが漂う)を通じて、2012年にエプスタインを紹介され、家族ぐるみの交友が始まったという。カロリーヌ・ラング氏は、2016年に、若手芸術家をその作品購入を通じて支援するという趣旨のオフショア会社をエプスタインの資金協力で設立。父親のジャック・ラング氏は、故ミッテラン大統領と自身の思い出をテーマにしたドキュメンタリー映画の製作費として6万ドルの援助を受けたことを認めている。ジャック・ラング氏は、性犯罪歴については知らなかった(エプスタインは2008年に有罪判決を受けている)とし、「自分にも間抜けなところがあったのだろうが、知り合う人々に無犯罪証明を求めたりはしない」と釈明。エプスタインについては、教養のある好人物という印象を持ったとし、性犯罪を組織的に展開する人物とは思えず、真相を聞いて驚いた、とも言明。その上で、現職であるアラブ世界研究所の所長職を辞任する考えはないと言明した。

KSM News and Research