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外国人観光客によるバター爆買いが話題に

パリで外国人観光客によるバター爆買いが広がっている。ネット上の評判が購入を後押ししている。

インフルエンサーが推奨しているパリ7区のグランテピスリー(Grande Epicerie)では、2年間でバターの販売が300%も増えた。増加は2024年のパリ五輪の頃から目立つようになったといい、2025年には19トンが売れた。同店では数ヵ月前に売り場を拡張。200品目と豊富な品揃えもあり、外国人観光客をひきつけている。帰国間際に来店して購入する人が多く、店は真空パックのサービス(1点1ユーロ)を提供して便宜を図っている。

ラファイエット・グルメ(9区)やG.Detou(3区)でもバター目当ての外国人観光客が多い。これら店舗でも取り扱われているブルターニュ地方のメーカー、メゾン・ボルディエ(Maison Bordier)では、やはり五輪を境に需要が大きく増えたと証言。手作りの小企業(従業員数100人)であり、生産をみだりに増やすことはできないが、世界が注目してくれるのはうれしいと説明している。

なぜ、フランスのバターなのか、は謎も多い。米国のあるインフルエンサーは、バターの脂肪分含有率が米国では80%、フランスでは82-85%で、この差は大きい、と喧伝している。グランテピスリーでボルディエの125g有塩バターは5.85ユーロと、ちょい高な価格設定もお土産として適当だという評もある。

KSM News and Research