イランに留め置かれていたフランス人2名が4月8日に帰国した。2022年5月にイランで逮捕されて以来、4年近くを経てようやく帰国が実現した。
セシル・コレールさん(41歳)とジャック・パリスさん(72歳)は、イラン観光の最終日に当局により逮捕された。勾留のままスパイ容疑で起訴され、2025年10月には懲役17-20年の有罪判決を受けた。2025年11月に釈放されたが、出国を禁止され、身柄を引き受けたテヘランのフランス大使館内に居住していた。このほど、イラン政府が出国を認め、7日に陸路でアゼルバイジャンに出国。アゼルバイジャンから空路で8日に帰国した。
両氏は8日午後には大統領府に招かれ、マクロン大統領と会談した。両氏は記者団に対して、刑務所における劣悪な生活条件を改めて糾弾すると共に、帰国の実現に至るまで尽力してくれたフランス政府に対する感謝の念を表明した。
中東紛争が厳しい局面を迎えていた7日に出国が実現した。出国実現の背景は明らかにされていないが、フランス国内では、ユダヤ人を狙ったテロ実行をネット上で呼びかけたことから有罪判決を受けた39歳のイラン人女性メディ・エスファンディアリ氏について、当局が外出制限をちょうど7日付で解除している。フランス政府はこれらの間に関係があるとは認めていない。