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幻のモネ作品、フランスでの最高価格で落札

印象派の巨匠クロード・モネが1901年に描いた「ベトゥイユ 朝の情景」が、4月16日にパリで行われたサザビーズのオークションで、モネ作品のフランスでの落札価格としては最高の1020万ユーロで落札された。同じくモネの「ポールビレの島々」(1883年)は645万ユーロで落札された。両作品とも個人蔵で、100年近くにわたってまったく公開されていなかった。なお、モネの絵画の落札額の最高記録は1億1070万ドルで、ニューヨークで2019年に取引がなされた「積みわら」の連作の一つ。 ベトゥイユとポールビレはモネが住んでいたジベルニーに近い。「ポールビレの島々」では、セーヌ川に特注のアトリエ船を浮かべて制作したもので、前例のない意外な視点からの構図を実現した。やはり低い構図から没入的な視覚世界を構成した「ベトゥイユ 朝の情景」ともあわせて、晩年の傑作である一連の「睡蓮」に道を開く作品と位置付けられる。

KSM News and Research