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モネドパリ、デジタル金貨「eマリアンヌ・オール」を発行

モネドパリ(造幣局)は5月26日、新たな金貨を発売する。ビュリオン・マリアンヌ・オール(Bullion Marianne Or)の名称で、純度99.9%の純金による金貨を発行する。1オンスから0.1オンスまでの4種が発行され、価格は4000ユーロと400ユーロの間となる。 今回の発行では、新機軸として、金貨の実体の受け取りを伴わないeマリアンヌ・オールの購入も可能になる。モネドパリは対応する金を保管し、要求に応じて金貨を随時発行する。ただし、金貨の価額に応じて4-12%の手数料が徴収され、別途、送料10ユーロがかかる。金連動のETFへの投資と比べると、eマリアンヌ・オールは、実体金貨との交換が保証されている点に充実感がある。金貨を実際に所有する場合のセキュリティ上の心配事もなくなる。とはいえ、eマリアンヌ・オールは、毎年0.5%の手数料が課金され、金連動のETFの大部分で手数料率が0.1-0.3%であるのと比べると高い。購入時にも3%の手数料がかかり、モネドパリのプラットフォーム上での転売には1.3%の手数料がかかる。税制面では、金貨(1800年以降に鋳造のコレクション外の金貨)の譲渡には、譲渡額の11.5%相当の貴金属取引税が課税され、このほかに、36.2%の譲渡益税が課税される。譲渡益税の方は、保有期間が長くなるほど納税額の減免措置が適用され、22年以上の所有実績があれば非課税となる(購入時に譲渡者と同じ名義での領収書があることが条件)。ETFの場合は基本的に31.4%のフラットタックス課税が適用される。金貨への投資を組み入れた生保商品の場合は、年間4600ユーロを上限にキャピタルゲインを非課税で回収できるという裏技もある。

KSM News and Research