エールフランスとADP(パリ空港会社)は7月22日、ストップオーバー(途中降機)と呼ばれる乗り継ぎの旅客向けの旅行商品の開発で協業すると発表した。ADPの旅行子会社Extime Travelが開発する商品「パリ・ストップオーバー」の販売をエールフランスが取り次ぐ。
乗り継ぎ地点に24時間以上とどまることをストップオーバーと呼ぶ。1回の旅行で余分に楽しめる手段として、ターキッシュエアラインズ(トルコ・イスタンブール)、エミレーツ航空(アラブ首長国連邦ドバイ)、アイスランド航空(レイキャビク)、シンガポール航空(シンガポール)などが主にこの種の商品を売り込んでいる。エールフランスによると、同社のパリ・シャルルドゴール空港を利用する旅客のうち50%は目的地がパリ以外の乗り継ぎ客だといい、この層に、フルターンキーの商品として売り込む計画。滞在期間27時間を最低限として、1泊から4泊の宿泊と、主要観光地を回るなどの企画商品を航空券とセットにして販売。パリ市内の4つ星又は5つ星のホテルか、ディズニーランド・パリ内のホテルを販売する。購買力がある層が主なターゲットになるが、クラスを問わずに販売する。
2026年4月に行われた調査によると、パリ空港の乗り継ぎ旅客の81%は空港を離れてパリ等を観光することに関心があると回答。この割合は、ブラジル人では92.3%、インド人では90%と高い。エールフランスでは、パリへの観光客の誘致のポテンシャルが大きいと判断して、今回の提携を決めた。Extime Travelは、パリ及びフランスの旅行商品を開発・販売しており、年間の旅客数は120万人近くに上る。