仏郵便ラポストは2027年年頭より適用の新料金を発表した。全体で平均6.73%の値上げを実施する。
ラポストは例年、郵便需要の後退を理由に大幅な値上げを続けて実施している。昨年は平均で7.4%の値上げを実施しており、今年はそれよりは低めの引き上げ幅となる。
郵便切手(緑)は、現行の1.52ユーロが2027年年頭より1.67ユーロに引き上げられる。ほぼ10%の値上げとなる。個人による小包発送(国内・海外とも)についても、平均で4.1%の値上げが実施される。ビジネス郵便については5.1%の値上げとなる。
これに加えて、ラポストは、これまで無期限として販売してきたオンライン切手(ユーザーが自ら印刷・貼付して使用)について、有効期間を6ヵ月にすると通告。2026年9月16日以降の販売分は有効期間が6ヵ月になる。のみならず、それ以前に販売された分についても、一律2027年3月16日で期限切れとなり、使用できなくなる。 ラポストによると、郵便取扱量は2025年には年間50億通となり、2008年の180億通から大幅に減少。2031年には30億通にまで減少すると予想されている。ラポストは、郵便ユニバーサルサービスの遂行に係り国から得ている補助金が、実際の負担額よりも少なく、補填がなされていないと主張。「緑」切手のサービス内容を、現在の3日後配達から4日後配達に変更することなどを検討している。