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電動キックスケーターのヘルメット着用義務、パリ市でも導入

電動キックスケーター等の利用者にヘルメット等の着用を義務付ける動きが広がっている件で、パリ市とパリ市に隣接する各市においても、8月7日付で義務付けが始まった。規制の周知を目的に、罰金処分の伴わない取り締まりが開始された。

対象となるのは、「EDPM(個人用の動力を有するモビリティ手段)」に分類される電動キックスケーター、電動一輪車、ホバーボードと呼ばれる電動二輪装置。ヘルメットの着用と、蛍光ベスト・蛍光板の着用が義務付けられる。違反行為は、ヘルメットについては135ユーロ、蛍光ベスト・蛍光板については35ユーロの罰金の対象となる。

近年、EDPMの利用者が関係する人身事故は増加傾向にある。パリ警視庁によると、パリでは現在、人身事故が増えているのはEDPM利用者のみであるといい、事故防止と被害の軽減を目的に着用義務の導入に踏み切った。全国では、2025年にEDPM利用者の交通事故死が79人に上り、76%の大幅増を記録。自転車運転者の事故死(235人、5%増)を追って目立って増えている。パリ市に先立ち、パリの西側に位置するオードセーヌ県が着用義務を導入済みで、これ以外では、セーヌエマルヌ県(パリ首都圏)、アルプマリティム県、ボークリューズ県、ヨン県などが導入している。北仏のノール県及びパドカレー県、さらにパリ首都圏のイブリーヌ県も、9月に導入する方針を固めた。

KSM News and Research