サザビーズ・パリが10月22日にモネの絵画4点を含む個人コレクションの競売を行う。全体で28点の美術品が出品される。評価額は総額で4000万ユーロを超える。
パリのサザビーズでコレクションの展示が9月17日と18日の両日に行われた。シュルンベルジェ一族が所有のコレクションが競売に付される。目玉はモネの「アヤメ(Iris)」で、評価額は2200万-3000万ユーロに上る。仏国内で行われる競売としては、絵画につけられた過去最高の評価額となる。これは1926年に没したモネの最晩年の作で、画面からはみ出してゆく世界を描く、いわゆるオールオーバーの手法を用い、画家の視点がどこにあるのか決定しがたい印象が残る奥深い作品となっている。ジャンヌ・シュルンベルジェ氏(1983年没)が購入後、パリの邸宅を一度も離れたことがなく、一般公開は今回が初めてであるだけに、保存状態もきわめて良好であるという。
コレクションは今後、香港とニューヨークで公開後、パリで競売が開催される。