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海軍装備見本市ユーロナバルが開幕

海軍技術・装備の見本市ユーロナバル(Euronaval)が11月3日、パリ北郊ビルパント市の見本市会場で開幕した。6日まで開催される。

ユーロナバルは隔年開催で、今年は30回目を迎えた。今回は700を超える出展者が参加するが、うち60社程度がドローン関係の企業となっており、前回の17社から大きく増えた。近年のドローンの重要性の高まりが背景にある。継続中の中東紛争においては、イランが陸上からの攻撃により艦船の通航を妨害することに成功。巡航ミサイルとドローン攻撃を組み合わせた攻撃が成果を上げた。安価なドローンを用いる攻撃が効果的であることが海軍分野においても実戦で検証された。ウクライナも2024年以降、無人水上艇「Magura」により黒海でロシア艦艇を攻撃。これもドローン攻撃の費用対効果が優れていることを広く印象付けた。今回の見本市でも、海を舞台にした高強度戦闘を想定したハイブリッド艦隊(フリゲート艦と潜水艦を中核にドローン部隊により構成される)関連の出展が注目されている。

ユーロナバル開催に先立って行われた調査によると、世界の軍艦市場は2024-25年度に1220億ドル規模となり、これは、2年前の前回開催前に行われた調査時の820億ドルに比べて大きく増えている。攻撃型原潜がうち270億ドル強の規模を占めており、建造中と建造開始が決まった分を含めて17隻を数える。非原子力潜水艦も発注が11隻から18隻へ増えた。

なお、今回の見本市においては、イスラエル企業の参加は制限の対象となった。非政府系の出展者については、防空システム等の防御用の装備の出展のみが認められた。今回参加のイスラエル企業の数は6社前後であるという。

KSM News and Research