今年の世界睡眠デー(3月14日)に先立って、睡眠関連の仏国立調査研究機関INSVは10日に、18-65歳の1000人を対象にした年次調査の最新版を公表した。この調査によると、仏国民の週日の平均睡眠時間は6時間50分となり、昨年の結果から14分短くなった。週末の平均は7時間48分となり、昨年から10分長くなった。
今回の調査では、国民の25%で睡眠時間が6時間未満であることも明らかになった。また、50%が目覚めた時に疲れを感じると回答。38%は不眠症などの睡眠障害を訴えた。
INSVではこの機会に、睡眠の質の重要性を改めて強調し、睡眠に悪い影響を与える要因として「自然光への露出不足」と「人工光への過度の露出」を挙げた。回答者の71%は週日に屋外で過ごす時間が1時間以内であるという。就寝時にスマホの電源をつけっぱなしという回答者も58%にのぼった。 INSVはさらに、シフト勤務や夜勤も睡眠の質を下げると指摘。低所得層、女性、若年層を中心とした国民の20%がこういった勤務体制にある。夜間の騒音(36%が夜間の騒音に悩まされていると回答)と暑さ(81%が猛暑によって睡眠が妨げられたと回答)も睡眠の質と時間に影響を与えている。