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会社更生法適用下のセルジュ・ゲンズブール記念館、買収者が決定

会社更生法適用下にあった仏歌手セルジュ・ゲンズブール(1991年没)の記念館について、パリ商事裁判所は1月8日、複数の買収提案の中からAvodaの提案を選んだ。Avodaが85万ユーロで邸宅・記念館の運営事業を引き取る。Avodaのオーナーは、セルジュ・ゲンズブールの実娘である女優のシャルロット・ゲンズブールの友人でもある実業家のフィリップ・ダビ氏。Avodaは新たに運営会社を設立し、シャルロット・ゲンズブール氏もこの会社に出資する。

パリ左岸7区のドベルヌイユ通りにあるセルジュ・ゲンズブールの私邸は、2023年9月から、向かいに新設された記念館とともに一般公開されている。開館当時から好況を博したものの、シャルロットと施設を共同で運営していた不動産開発業者のドミニク・デュトレックス氏との間で係争が発生。シャルロットは、デュトレックス氏を乱脈経営や使い込みで提訴、負債の整理や運営体制の立て直しに向けて会社更生法の適用を申請していた。記念館は会社更生法の適用開始以降も営業を続けている。

KSM News and Research