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保育園と保育ママ(ヌヌ)

フランスでは多くが共稼ぎのため、産休明け生後3か月前後から職場に復帰するママも多く、子供を預ける施設としては、「保育園 (Crèche collective) 」だけでなく、「アシスタント マテルネル(Assistante maternelle)」、「アルト ギャルドリー(Halte garderie)」などもあり、自分にあった形で選ぶことができます。

保育園 (Crèche collective)
幼稚園に上がる前、0歳から幼稚園に上がるまでの間の子供を預かる施設として、保育園 (Crèche collective) があります。
保育園は公立も私立もフルタイムの共働き家庭の子供や子供が三人以上いる家庭が優先となるため、競争率が高いのが現状です。
登録は妊娠6か月目以降から、居住地域の役所の保育所担当係で待機児童の仮リストに名前を載せてもらい、出生後にもう一度出生届をもって役所に出向き、正式にリストに名前を載せてもらいます。その後は役所の指示に従い、指定された保育園の担当者に面接のアポイントを取ります。登録の申請には身分証明書の他に居住証明書、収入証明書、妊娠証明書などが必要となりますので、持参します。
認可されている場合の保育費用は、家庭の収入によって異なります。

アシスタント マテルネルとアルト ギャルドリー
保育所の他にはアシスタント マテルネル(Assistante maternelle) と呼ばれる認可保育ママとアルト ギャルドリー(Halte garderie) という一時保育所があります。託児所関係のリストを役所(又は居住地域の母子保護施設PMI:Protection Maternelle et Infantile)で入手し、リストから各自が個別に連絡します。
預かる子供の対象年齢に制限をもうけている所もあるので、アポイントを取る段階で確認が必要です。

認可保育ママ
認可保育ママに子守りをお願いする場合は、勤務形態と有給休暇の取得条件なども盛り込んだ雇用契約書の作成が必要となります。保育ママが既に使用している契約書があればそれを参考に、各自の内容や条件を盛り込み新たに契約書を作成します。契約書はフランスの労働法に則った内容でなければなりません。

出典:在仏日本人会

この記事の執筆者

エトワ編集部

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