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初邦訳!フランス映画の名作「ぼくの伯父さん」の小説版翻訳書が2022年12月20日発売

フランス映画の名作として語り継がれるジャック・タチの代表作、「ぼくの伯父さん」小説版の翻訳書が2022年12月20日(火)に発売。テキストは数々の映画脚本を手掛けた脚本家ジャン=クロード・カリエール、イラストはタチの弟子を経て映画監督となったピエール・エテックス。翻訳は、数々の映画に関する記事の執筆や活動を行う小柳帝氏が担当しており、フランス映画好きは必読の一冊です。また、イラストを描いたエテックスが監督した映画の回顧上映が2022年12月24日よりシアター・イメージフォーラムよりスタート。全国で順次公開予定です。


著者プロフィール

ジャン=クロード・カリエール(JEAN-CLAUDE CARRIERE)

1931年生まれ。フランスの作家、劇作家、脚本家。高等師範学校を中退後、映画監督ジャック・タチの弟子で本書の挿絵も担当したピエール・エテックスの監督デビュー作となった短編映画『破局』で脚本家としてデビュー。手がけた脚本は約60本で、主な脚本に『昼顔』等のルイス・ブニュエルの後期傑作群、フォルカー・シュレンドルフ『ブリキの太鼓』、大島渚『マックス、モン・アムール』などがある。自身の著書も約80点あり、邦訳としては、ウンベルト・エーコとの共著の『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』(CCCメディアハウス)などがある。2021年に逝去。享年89歳。

ピエール・エテックス(PIERRE ETAIX)

1928年生まれ。フランスの映画監督、俳優、道化師、イラストレーターなど。5歳のときに行ったサーカスに魅せられ、道化師の道を志す。ジャック・タチに弟子入りし、『ぼくの伯父さん』でアシスタントを務める。その時、イラストレーターとしての才能も買われ、ポスターデザインと、ノベライズ版の挿絵を手がける。そこで知り合ったカリエールと、自身も映画を制作するようになり、『恋する男(女はコワイです)』『ヨーヨー』『大恋愛』など長編・短編合わせて7本以上の映画を撮る。2016年に逝去。享年87歳。2022年末より「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」が全国にて順次公開される。

小柳帝(こやなぎ みかど)

1963年福岡県生まれ。ライター、編集者、フランス語翻訳。東京大学大学院総合文化研究科表象文化論(映画史)の修士課程修了後、映画・音楽・デザインなどをテーマに執筆活動を続けている。主な編著書に『モンド・ミュージック』(リブロポート)『ひとり』『ROVAのフレンチカルチャー AtoZ』(ともにアスペクト)『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書』(woolen press)。主な翻訳書に『ぼくの伯父さんの休暇』『サヴィニャック ポスター A-Z』(ともにアノニマ・スタジオ)。フランス語教室「ROVA」を主宰し、2022年に23周年を迎えた。


「ぼくの伯父さん」
詳細: https://www.anonima-studio.com/books/lifestyle/mon-oncle/


【書籍概要】
タイトル: ぼくの伯父さん
著者  : ジャック・タチ/原案、ジャン=クロード・カリエール/作
      ピエール・エテックス/絵、小柳帝/訳
価格  : 1,870円(税込)
発売日 : 2022年12月16日(金)
ページ数: 256ページ
仕様  : B6判、ソフトカバー
ISBN : 978-4-87758-843-4
発行元 : アノニマ・スタジオ
URL : https://www.anonima-studio.com/

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