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「生誕140年 ユトリロ展」が11月3日から開催

美術館「えき」KYOTOにて、11月3日(金)からユトリロの生誕140年を記念した展覧会が開催されます。本展では、画家としての名声を高めた、白壁の描写が特徴的な「白の時代」の作品を中心に、初期の「モンマニーの時代」、1915年以降の色使い豊かな「色彩の時代」、そして晩年までの作品を国内のコレクションからご紹介します。

モーリス・ユトリロ

20世紀前半に活躍し、哀愁漂うパリの風景を描いた画家として知られるモーリス・ユトリロ(1883‐1955)。アルコール依存症の治療のために始めた絵画制作でその才能を開花させ、1928年にはレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ章を受章し、エコール・ド・パリの代表的な画家のひとりとなりました。約半世紀におよぶユトリロの画業の中でも、1908~14年頃の「白の時代」に描かれた作品は特に高く評価されています。

モンマニーの時代

1883年、パリのモンマルトルに生まれたモーリス・ユトリロ。「モンマニーの時代」の作品は、混色した厚塗りと強いタッチが特徴で、ユトリロが絵画制作を始めた当時に住んでいたパリ郊外の町モンマニーに由来しています。


白の時代

ユトリロの画業の中で特に評価の高い「白の時代」は、彼のアルコール依存症が最も重い時期であり、一方で画業が最も充実していた時期でもありました。「白の時代」の名の通り、油絵具に石灰や砂などさまざまな素材を混ぜて白の表現を追求し、特徴的な白壁の質感を生み出しています。この頃からユトリロの評価は高まり、ルイ・リボードをはじめ多くの画商が作品を取引しました。

色彩の時代から晩年

パリ郊外サノワでの長期療養の後、鮮やかな色彩が特徴的な「色彩の時代」が到来します。「白の時代」ほどの評価は得られず、この頃から晩年にかけては周囲の依頼に応じて「白の時代」の作品を再現することもありましたが、ユトリロの作品は国内外で高い人気を保ち続け、1928年にはレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ章を受章しました。 1935年にリュシー・ヴァロールと結婚したあとは、フランス中西部のアングレームやパリ近郊のル・ヴェジネで過ごし、パリの街を離れましたが、ユトリロは生涯を通じてモンマルトルやラパン・アジルなどのパリの風景を描き続けました。

【開催概要】

美術館「えき」KYOTO

会期:2023年11月3日(金・祝)~ 12月25日(月) 会期中無休

開館時間:10:00~19:30(入館締切は閉館30分前)

入館料(税込):一般1000円(800円)/高・大学生800円(600円)/小・中学生600円(400円)

 ※( )内は前売料金。2023年9月9日(土)から11月2日(木)まで前売券販売。

販売場所:当館チケット窓口(休館日を除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード686-578)、ローソンチケット(Lコード52898)。

※「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。

※高・大学生の方は学生証をご提示ください。

美術館ホームページ:https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

美術館公式X(Twitter)アカウント:@ekimuseum

※展示作品やイベント内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。

※最新情報は当館ホームページをご覧ください。

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