「編集部をちょっとのぞき見！」ではエトワ編集部員たちにフォーカスを当てて、そこからフランスでの日常生活やビジネス、休暇に関することなど、リアルなフランス情報をお届けします。
第2回のテーマは「夏休みに見つけた フランスのお土産」です！
フランスの地方はパリとはまた違った魅力がたくさんあり、新たな発見がたくさんあります。この夏、エトワ編集部員たちもさまざまな地方へ出かけてきました。そこで見つけたいくつかのお土産を紹介します。
クッサン・ド・リヨン【リヨンLyon】
美食の街リヨンの名物菓子、クッサン・ド・リヨンCoussin de Lyon（「リヨンのクッション」の意）。リヨンの老舗ショコラティエ、ヴォワザンが1960年に考案した砂糖菓子です。鮮やかな緑色に一瞬驚かされますが、リキュールのきいたガナッシュとマジパンでできたおよそ3センチ四方のお菓子はとても上品な風味です。
Voisin-SPÉCIALITÉS DE LYON
https://www.chocolat-voisin.com/collections/specialites-de-lyon/coussin-de-lyon
2. カヌレ【ボルドーBordeaux】
フランス南西部の街ボルドーといえばワインですが、伝統菓子であるカヌレcannelé bordelaisもはずせません！「カヌレの独特の食感に、ラム酒とバニラの風味がたまらない！」という方も多いのではないでしょうか？ ボルドーの街中にはカヌレ専門店がありますし、パン屋さんでもカヌレが販売されていることが多いです。複数を食べ比べしてみるのも面白いですね。
＜カヌレ専門店＞
Baillardran https://www.baillardran.com/
La Toque Cuivrée https://www.la-toque-cuivree.fr/
3. マロンクリーム【アルデッシュArdèche】
オーヴェルニュ＝ローヌ＝アルプ地域圏アルデッシュは、山々に囲まれた自然豊かな地域。アルデッシュ峡谷などが有名で、夏のバカンスに最適です。この地域で必ず目にするのが栗製品！ さまざまなものがありますが、なかでもマロンクリームは、パン、ヨーグルト、アイスクリームと何にでも合わせやすく、ファンも多いです。瓶や缶詰めだけでなく、チューブタイプもあるのでちょっとしたお土産にもお勧めです。
＜写真でご紹介したマロンクリームのメーカー＞
BIENVENUE à la ferme-GAEC DES MONTS DE L’OIZE
Clément Faugier
https://www.clementfaugier.fr/fr/v4/v4_accueil.aspx
imbert
https://www.marrons-imbert.com/
4. ビール【リールLille】
北フランスの街、リール。建築とアートが楽しめ、毎年9月にはヨーロッパで最も規模が大きいと言われる蚤の市la Braderie de Lilleが開かれます。パリからTGVで最短約1時間、週末の旅行などにもお勧めの街です。このリールがある北フランスで特徴的なのがビール文化。バーやカフェはもちろんのこと、スーパーのビールコーナーの品数も充実しています。他の地域や街では出会えないビールがたくさんありますので、訪れた際はぜひチェックしてみてください。
※今年のリール蚤の市は9月2日（土）、3日（日）開催予定です
Brasserie CASTELAIN
https://brasseriecastelain.com/nos-bieres/chti
5. トーション【バスク地方Pays basque】
大西洋に面し、スペインと国境をまたぐバスク地方。一般にフランス側のバスク地方は「フレンチバスク」などと言い、両国において共通の文化・歴史をもつ、とてもユニークな地域です。大小さまざまな街や村があり、山も海も堪能できるので、バカンス時期にゆっくり滞在するのにぴったりです。この地方で見つけたお土産は、トーション。「バスク織」と呼ばれるストライプのモチーフが特徴の布製品が有名で、さまざまな街で目にします。キッチン小物やテーブルリネンだけでなく、インテリアやファッションに関するアイテムあり、他の地方では出会えない特別な一品に出会えるかもしれません！
TISSAGE DE LUZ
https://www.tissagedeluz.com/fr/
Explore France – 美しいバスクリネンのブランド5選
https://www.france.fr/ja/biarritz-basque/list/les-plus-beaux-tissus-basques
