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レンタカーを使ってフランス旅行をもっと自由に、車を簡単に乗りこなすコツ

フランスをレンタカーで旅してみませんか? 今回の記事ではパリ在住ジャーナリスト守隨亨延さんが実際にレンタカーを使用してパリ近郊の町へ小旅行。レンタカーを使用したフランス旅行の魅力をお伝えします。


フランス旅行に車を使うと、今まで見えていなかった景色や体験が一気に迫ってきます。ふと車を止めた先で出会う、名もない村の美しい町並み、ローカルマーケットの地元産チーズやパン、人々の素朴な笑顔と流れてくる風の匂い。ツアーや鉄道旅行とはまた別の、奥深いフランスの魅力が車の旅にはあります。海外でのレンタカーは少し敷居が高い印象があるかもしれませんが、じつは簡単。この記事でレンタカー利用の流れとコツをご紹介しますので、一歩を踏み出してフランスの深部へ出かけてみましょう。

レンタカーを借りるなら大手が安心

今回の出発地は、日本からの直行便が発着するパリの空の玄関口シャルル・ド・ゴール空港。ここから海外レンタカー大手エイビス(AVIS)でオートマ車を借りて、パリの北方にある中世の街並みが残る町サンリス(Senlis)を日帰りで巡ります。鉄道は通っておらずアクセス手段は車。映画のロケ地にも使われる散策が楽しい町ですが、日本のガイドブックではあまり紹介されない、知る人ぞ知る町です。

サンリスの旧市街。石畳が続く中世の街並み。

シャルル・ド・ゴール空港にはレンタカー各社が営業所を構えています。海外レンタカー初心者であれば、日本から予約ができて、オートマ車の種類も多く、車の質が安定し、貸出から返却までシステムがしっかりしている大手が安心です。近年はアプリで完結できる無人かつ廉価なレンタカー会社もありますが、不測の事態が起きた時は、連絡方法がアプリ上のメッセージや電話のみで、対応が十分でないことがあります。大手かつ有人のAVISはいずれの点でも優れています。

レンタカーの借り方は、とてもシンプルです。事前予約の上、営業所に到着したらパスポートと日本の運転免許証、国際免許証、予約者名義のクレジットカード(Visa, Mastercard, American Express)を提出し、書類にサイン。車の鍵を受け取って、空港内の専用駐車場から出発します。レンタカーを借りる際の自動車保険は、海外ということもあり、もっとも手厚いプランをおすすめします。

出発前には、車の傷やタイヤのチェックも忘れずに。不具合があれば、走り出す前に申告します。レンタカーの場合、初めて乗る車種が多いです。シフトレバーの位置や操作方法、ライトのつけ方、方向指示器の場所(ハンドルの左側、日本とは逆です)、各ミラーの調整、ドアロックの方法、ガソリンの種類、給油口の場所と開け方なども確かめておきましょう。現在は、多くの車で車内の液晶ディスプレイとスマホをリンクさせられます。今回レンタルした車は「Car Play」が使えたので、その機能を使い、Googleマップなどの地図アプリを液晶ディスプレイ上に表示させ、カーナビとして使えました。

液晶ディスプレイでカーナビを表示。

じつはレンタカー初心者にとって、シャルル・ド・ゴール空港でのレンタルはとても向いています。慢性的に渋滞し、一方通行だらけのパリ市内をいきなり走る必要がないですし、空港の駐車場は広く、外に出る前に車幅の感覚に慣れる余裕も持てます。シャルル・ド・ゴール空港からは直接高速道路に出られるため、ある程度の距離を、歩行者を気にせず車の癖を探りながら走れます。

右側通行のコツや高速道路の支払い方式

では、サンリスに向けて車を進めていきましょう。シャルル・ド・ゴール空港からサンリスまでは30キロ強。順調に走れば約30分の距離です。行程は高速道路のA1がほとんど。パリと逆方向へ向かうため渋滞も起きづらいです。サンリスの町自体も観光向けで、レンタカー初心者にとって最初の目的にするにはちょうどよい集落です。

フランスは右側通行。日本やイギリスとは逆です。車線が2本ある場合は、左側が追い越し車線になります。日本では追越車線をそのまま走る車は多いですが、フランスでは目的の車を追い越したら、右側の走行車線に戻る人が多いのも特徴です。

有料道路の支払い方法は3種類。料金所の上部に「t」マーク(télépéage:フランス版ETC)、クレジットカード(タッチ決済対応)、現金の表示がされています。どのゲートがどの支払い方法に対応しているかが一目でわかりますので、それに従いゲートを選びます。

そうこうしているうちに、あっという間にサンリスです。パリを含め、歴史ある町は道の幅が狭く一方通行が多め。一方通行による侵入禁止や、駐車禁止の標識は日本と同じデザインです。サンリスの町内は徒歩で巡れる大きさですので、中心部のどこに駐車しても不便はありません。今回は町内教会前にある広場の無料駐車場に停めました。有料の場合は「PAYANT(ペイヨン:有料)」という文字が書かれています。その場合は、近くにある駐車券の券売機などで駐車券を購入します。

給油の仕方とレンタカーの返却方法

サンリス散策を終えたらシャルル・ド・ゴール空港に戻ります。ガソリンのオプションなどを事前につけている場合を除いて、レンタカーの返却時はガソリンを満タンにして戻します。そのため帰路につく前に、給油所の目星をつけておきましょう。今回は空港の直前にガソリンスタンドが併設されたサービスエリアがありましたので、そこで給油をすることにしました。

フランスのガソリンスタンドは、日本でいう「セルフ」方式です。ガソリンは日本と同じく軽油、レギュラー、ハイオクの3種類。ただし表示は異なり、「Gazole(軽油)」「SP95-E10(レギュラー)」「SP98(ハイオク)」と数字などで表示されています。どのガソリンを給油すべきかは、レンタカーの場合、車の給油口にわかりやすく表示してあります。精算は給油機に付属した精算機でクレジットカード決済*できるところがほとんどです。ただし、ガソリンスタンドによっては店舗内のレジで一言伝えて給油を開始し、給油後は再びレジで会計をするケースもあります。

*JCBカードは使えないこともあるため、お持ちの方は別のカードもあるとより安心です。

👇フランスでのガソリンの入れ方については、こちらでチェック👇
フランス生活情報 ガソリンスタンドの使用方法

ガソリンを満タンにしたら、あとは空港に戻って車を返却するだけ。シャルル・ド・ゴール空港の敷地内に入ると「Location Car Rental」という表示が出てきますので、それに従って進みます。返却用の駐車場に来ると、レンタカー会社ごとに返す場所の指定がされています。指定場所に車を停めた後は、レンタカー会社の人が来て車の状態やガソリンの具合などをチェック。係員が確認後に書面へサインをしたら返却完了です。

いかがでしたでしょうか。このようにレンタカーを使うことで、鉄道では行けないとっておきの場所を簡単に加えることができました。今回は空港から近いサンリスのみでしたが、サンリスを散策後にすぐ近くにあるお城で有名なシャンティイ Chantillyやさらに北のコンピエーニュ Compiègne、リール Lille、もしくは北西のノルマンディー方面へ足を伸ばしてみてもよいかもしれません。次のフランス旅行はレンタカーを取り入れて、より特別な思い出を作ってみませんか。


AVISレンタカー日本総代理店
株式会社ジェイバ

www.avis-japan.com
お問い合わせ https://www.avis-japan.com/contact
TEL 0120-31-1911
10:00〜16:00. 定休日: 土・日曜、祝日、年末年始


※レンタカーの乗り捨てについて
レンタルした場所とは別のところで車を返却する乗り捨ても便利です。
例えば、シャルル・ド・ゴール空港からニース空港までの乗り捨て料金はEUR150.+TAX(料金プラン・時期により異なるので予約時に要確認)。
レンタカーを複数人で使うと、経済的な交通手段にもなります。

※おすすめプラン
AVIS Inclusive ~免責ゼロ保険込みのセットプラン~
https://www.avis-japan.com/inclusiveeuro


この記事の執筆者

守隨亨延 SHUZUI Yukinobu

パリ在住ジャーナリスト。地球の歩き方フランス特派員。時事通信・運動部パリ通信員。総合旅行業務取扱管理者。英ロンドン大学クイーンメアリー校にて公共政策学修士を修めた後、東京で地球の歩き方の取材ライターや雑誌記者として働く。2009年9月に渡仏。朝日放送(ANN)パリ支局勤務を経て、取材、撮影コーディネート、現地調査などを行う株式会社プレスイグレックを設立。同社代表取締役。旅行業務も取り扱う。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市。愛知県出身。1児の父。
https://presseigrek.com/

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