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小切手の使い方&CB(カルトブルー)について

フランス人は防犯の意味でも、普段多額の現金を持ち歩きません。現金を引き出せるATM機が随所にあり、また15ユーロ程度以上の買い物であれば、Carte bleue(CBと表示されるのが一般的です)と呼ばれるデビットカードや小切手での支払いがほとんどの店で可能だからです。

CBは、普通口座を持っている銀行に頼んで作ってもらうことができます。その際にVISAや
MASTERなどのクレジットカード機能も併せたものにすれば、海外での使用にも便利です。カードの種類によって、一定期間内の引出限度額が違います。

フランスでは、街のあちこちに現金引き出しのできるATM機 (distributeur automatique) が設
置されており、24時間使用可能です。ほとんどの銀行のクレジットカードは、他行のATM機を使って現金を引き出しても手数料はかかりません。

カードの暗証番号は銀行から与えられ、自分で選ぶことはできません。カードの暗証番号は決して知られないように、またATM機やレジなどで暗証番号を押す際には、番号を周りから見られないように十分注意しましょう。

日本ではなじみの薄い小切手もまた、フランスではよく使用されています。銀行に申込み小切手帳を発行してもらい、一枚ずつ記入して使用します。

銀行小切手の書き方・注意事項

小切手に記入すべき要素
1、金額(アラビア数字と文字、両方で必ず記入します)
2、小切手の振出し場所(通常Parisなどの地名を入れます)
3、日付と署名(署名は銀行に登録してあるのと同じもの)

小切手には、1枚ずつ違う通し番号が振られており、小切手帳には振出した小切手の通し番号と同じ番号の 4、控え部分 が付いているので、金額や日付、内容などを記入しておきます。

スーパーのレジなどの場合
機械で金額を印字する場合が多いので、その際には金額が正しく印字されているか確認のうえ、サインします。小切手での支払いには身分証明書の提示を求められる場合がほとんどです。

小切手の換金方法
小切手の裏面に自分の署名をし、銀行で所定の用紙に預入先の口座番号などの必要事項を書き込んだ上で窓口、または専用の機械で預入をします。

用紙 ( remis de cheque en euro ) の記入について:LCL銀行

上記必要事項を記入した用紙と裏面にサインを書いた小切手を銀行備え付けの封筒に入れ、専用の箱の中に投函。用紙2枚目は控えとして、保管する。


基本出典:在仏日本人会 加筆:エトワ

この記事の執筆者

エトワ編集部

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