1920年代パリ、輝いた女性たち ココ・シャネル、ジャンヌ・ランバン、マリー・ローランサン。「マリー・ローランサンとモード」が2023年6月24日(土)より名古屋市美術館で開催されます。
マリー・ローランサンとは
パリ生まれ。ピカソやブラックとの交流から、初期にはキュビスムの影響が色濃い作風であったが、後にパステル調の淡い色調と優美なフォルムが特徴の作風に。絵画制作のみならず、舞台美術や室内装飾、本の挿絵も手がけた。
セシル・ビートン 《お気に入りのドレスでポーズをとるローランサン》 1928年頃 マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencin
マリー・ローランサンを再発見する
ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間でした。ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネルの二人は、その自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在です。パステルカラーの優美な女性像で人気を博したローランサンと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたシャネル。本展では二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、ジャンヌ・ランバンなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、美術とファッションがそれぞれの境界を越えてダイナミックに展開していく様子を辿ります。オランジュリー美術館やポンピドゥー・センター、マリー・ローランサン美術館など国内外のコレクションから、約90点の出品作品で紹介されます。
マリー・ローランサン 《牝鹿と二人の女》 1923年 油彩/キャンヴァス ひろしま美術館
【開催概要】
展覧会名 : マリー・ローランサンとモード
会期 : 2023年6月24日(土)~9月3日(日)
開館時間 : 午前9時30分~午後5時、8月11日を除く金曜日は午後8時まで
(いずれも入場は閉館の30分前まで)
休館日 : 月曜日(7月17日、8月14日は開館)7月18日(火)
会場 : 名古屋市美術館
〒460-0008 名古屋市中区栄2-17-25〔芸術と科学の杜・白川公園内〕
TEL : 052-212-0001
公式サイト: https://www.ctv.co.jp/marie-laurencin-nagoya/