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【レポート】今年も開催! JALパリ支店主催World Cleanup Day清掃活動

パリ・エッフェル塔前

2023年9月13日〜16日にかけ、JALパリ支店による働きかけにより、パリとシャルル・ド・ゴール空港地区、貨物地区、トゥールーズを拠点に世界的な市民運動「World Cleanup Day」という清掃活動が行われました。イベントについてレポートします。




どんな活動?

World Cleanup Day*1とは、世界規模で行われる環境保全活動のこと。JALパリ支店とトゥールーズ駐在員事務所では、SDGs*2活動の一環として、2021年よりこのWorld Cleanup Dayの活動に賛同し、支店、空港、貨物、整備の全部署が一丸となって、パリとトゥールーズで清掃活動を実施しています。3回目となる今年は活動の輪をさらに広げ、日仏交流の発展にも貢献すべく、在仏日系企業・団体のみならず、同じ交通・観光業に携わるフランスの企業・団体にも呼びかけを行い、開催されました。

*1 World Cleanup Day…世界最大の市民運動の1つであり、世界が一体となってクリーンな地球の実現を目指す活動のこと。2022年のWorld Cleanup Dayは、190か国で1500万人が環境保全のために参加した。

*2 SDGs…Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略語。2015年9月の国連サミットで採択され、「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」を指す。


活動結果

今年は合計159名が参加。各地区で収拾したゴミの量は計593.05 kgにものぼり、120袋のゴミ袋が集まりました。最も参加者の多いパリでは(総勢84名)、国際交流基金パリ日本文化会館を拠点に参加者をいくつかのグループに分け、エリア別に清掃活動を行いました。以下は各地区の内訳です。

■ 9月13日(水)CDG貨物地区 参加総数17名 ゴミ総量267.2 kg・44袋 (NXフランス株式会社)
■ 9月14日(木) CDG空港地区 参加総数27名 ゴミ総量127.7 kg・24袋 (American Airlines 、ADP、Servair)
■ 9月16日(土)パリ エッフェル塔地区 参加総数84名 ゴミ総量182.32 kg・44袋 (在フランス日本国大使館 、国際交流基金パリ日本文化会館、JETRO France、CLAIR PARIS、JR東日本 Paris、NXフランス株式会社、トランスユーロ 、HIS International Tours France、Servair、American Airlines、British Airways、SUCRECUBE、JALPAK International France)
■ 9月16日(土)トゥールーズ地区 参加総数30名 ゴミ総量15.83 kg・8袋 (エアバス)


JALパリ支店からの一言:

このようなSDGs活動が環境について考えるきっかけになり、サステナブルで、さらに大きな広がりをもった動きになるよう、今後も努力していきたいです。

エトワ編集部で実際に参加してみて:

清掃活動は全身を使い、見かけ以上に重労働でしたが、街が少しずつ美しさを取り戻す過程には大きな充実感がありました。日頃なにげなく通っているパリの街中には、タバコの吸い殻やポイ捨てのゴミ、さらには粗大ゴミなども想像以上に多くあります。パリは美しい都市ですし、多くの観光客が訪れる場所ですが、その美しさを維持するためにはみんなの日々の心構えと協力が必要だと実感した1日でした。





日本航空

設立1951年。世界が大きく動き、社会の価値観が変化していく中、JALグループは、社会とグループにとって普遍の価値である「安全・安心」と「サステナビリティ」を実践しながら多くの人々やさまざまな物が自由に行き交う、心はずむ社会・未来を実現し世界で一番選ばれ愛されるエアライングループを目指しています。

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